ダイスの言うとおり

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Apple発表会があったんだと


 年一回恒例のiPhone新型が発表された。あとちょこちょこ。
 今回は事前に情報が漏れ漏れだったこともあり、Appleがこんなに情報を漏らすはずがないからきっと事前情報はフェイクで驚きの発表会になるに違いない、いやAppleはジョブズ亡き後体質が変わったからもう事前情報でだいたい確定だ、いやいや事前情報が間違っているとは言わないが半分くらいだなどと賑わっていた。

 で蓋を開けてみたら事前情報と一寸たがわぬというつまらんオチだったというね。
 端末の進化スピードが速すぎて、一年に一度しかモデルチェンジしないiPhoneは情報を小出しにして話題を繋いでるんだなんて言われていたが、もう繋ぎだけで全部吐き出さないとダメなほど置いてけぼりになりつつあるのかもしれん。

 で、iPhone5だが、解像度が変態になってスペックが単純アップしてあとなんかあったかな。あぁ、接続端子の形状が既存のオリジナル規格を捨てて新たなオリジナル規格になって周辺機器メーカ涙目。既存の資産も変換ケーブルを使わないと使えず、ケーブルを使うとしっかり固定できなくなる系の機器を持っていた人たちは涙目。
 この辺の気持ちいいくらいに既存ユーザをナメた態度をイノベーションだと肯定的に捉える事がApple信者の義務。つかなんで業界標準のmicroUSBじゃいけなかったんだろうと思った人は信者度が足りない。Appleにとって業界とはAppleワールドのことでしかなく、その他に規格もメーカも無いというサンクチュアリのことだから、こんなもんは序の口である。

 iPhone5とくると気になるのは国内でどのキャリアから出るのかだが、これは早々にKDDI(au) とソフトバンクから出ることが明らかとなった。とすると、次はどちらのキャリアで買えばいいのかという話になる。
 今回のiPhoneの目玉のひとつはLTE対応。となるとどの周波数で対応してくるかというところだが、これは2.1GHz帯となる。ソフトバンクは2GHz帯のLTE整備をある程度進めており、KDDIは800MHzと1.5GHz帯のLTEを整備していたので、現時点での基地局数はソフトバンクがリードしている。とはいえ計画を見る限りではソフトバンクの2GHz帯も大した規模ではなく、しかも既存の2GHzを使用している3Gの基地局を削ってLTEに置き換えていかねばならず、その2G帯の3Gはかなり逼迫している状況なので、容易なことではない。最悪の場合、3Gが繋がらなくなってLTEも弱いというどうしようもない状態になることも予想される。基地局数でKDDIを上回っているからソフトバンク大勝利と言っている人もいるが、ちょっと待ったと言いたい。
 次にKDDIだが、もともと2GHz帯は3つのLTE周波数帯の中でもサブに位置づけられていたため、基地局数の整備は遅れている。が、KDDIの3Gのメインは800MHz帯で2GHz帯はかなり空いているため、既存の通信に負担をかけずに2.1GHz帯のLTEの整備を進めることができる。この辺の話はこちらに詳しい。
 ぶっちゃけていえば、サービスインした時点ではソフトバンクの方がLTEに繋がりやすいかもしれないが、KDDIがすぐに追い抜くだろうという感じ。
 さらに言えば繋がりやすいと思われるソフトバンクでも使い物になるほど繋がるとは思えない。docomoのXiサービスイン時はLTEが繋がるエリアを探すほうが難しかったが、それと同じスタート地点にようやくソフトバンクとKDDIが立ったということだ(KDDIの場合はAndroid用に800MHz帯と1.5GHz帯を使うと明言しているため、単純にLTEを使いたいならソフトバンクは完全に相手にならない。ここで言っているのはあくまでもiPhone5でLTEを使うときの話)

 あとはLTE以外の差があるかどうか。
 ソフトバンク版のiPhone5はHSPA+に対応ということで最大21Mの下り速度に対応している。が、HSPA+とは極めて大雑把に言えばHSPA(7.2M) の上限速度を速くしたようなもんで、混雑を解消するような仕組みではない。現状でHSPAで2Mしか出ていないならHSPA+になったところで速度はほとんど変わらないので、ソフトバンク版iPhone5はLTEエリア外なら今までと変わらない通信状況となるだろう。
 KDDI版のiPhone5はいわゆるWin High Speed(WHS) に対応しており、最大9.2Mの下り速度に対応している。これはもともと下り3.1Mの搬送波を三本束ねる技術で、それぞれで1Mの速度が出ていれば束ねることで3Mになる。元々下り3.1Mの状態でdocomoやソフトバンクより速度が出ていたKDDIなので、WHS対応のiPhone5はかなり快適に使えると思われる。
 そして何よりKDDI版のiPhone5はテザリング解禁。LTEでもWHSでもテザリングができる。LTEは元々3Gのオフロードの役目があるのだが、LTEが入らないところでテザリングされても回線は大丈夫という自信が垣間見える。ソフトバンク版iPhone5は現時点ではテザリングが塞がれている模様。そりゃ前述のような切り替え工事をしているなら解禁できんわな。
 以上のような理由からエリア・通信速度・テザリングの点でKDDI版iPhone5が有利と判断したい。
 もちろんCDMA 2000の特性上KDDI版iPhone5は通話とデータ通信を同時に使えないため、通話がかかってくればデータ通信が途切れてしまうし、通話中はネットを見ることもできないのだが、まぁこれはiPhone4Sのときにも言われていた。これで困ったという話を一度も聞いたことがないので問題ないと思う。KDDIのiPhone4Sがソフトバンクほど売れていないため、表面化していないだけという理由に挙げる人もいるが、初期ならともかく現時点でのiPhone4Sの月間販売台数はKDDIとソフトバンクはほぼ同じとのこと。

 さて、ここまでiPhone5についていろいろ言ってきたが、相変わらずプロダクトとしてはクソ。
 持ち歩くハンディデバイスにはストラップホールを付けろというのに。ストラップが付くケースを付ければ解決するとか、そんなことはiPhoneというプロダクトには関係ない。今回はiPhone4のようにハンディデバイスなのに両面ガラスで落下対策無しという狂気の沙汰ほどではないが、自慢のアルミユニボディの筐体には相変わらず落下対策はない。ストラップがかっこ悪いとかそういう問題ではない。落したら壊れるんだ。ストラップホール付けないなら落下破損による修理は無料くらいやれボケ。


 なんてことを言っていたらiPod touchがストラップホールをつけてきた。しかもカラバリを揃えてきた。これでiPod touchがiPhoneよりも優れたプロダクトだというのが誰の目にも明らか。
 もともとスマートフォンに採用されているAndroidやiOSはおよそ「電話」 には向いているとは言えない。通話機能がアプリで実装されている上にAndroidに関しては電波のシステム制御が甘く、そして昨今のスマホ全般に採用されているフルタッチパネルは電話に向いているとは言えない(画面を見ないと操作できないし、タッチ時に物理抵抗がないので誤打が発生しやすく、iOSに至っては誤発信を止める手段もない)
 であれば通話機能を外し、PDA的に使えばむしろ電話という重要な機能をオミットしたがゆえの自由を得て利便性が高まるのではないか。これを実現したのがiPod touchであり、Androidもさっさとこれを作ればいいのにと思っている(GalaxyシリーズがGalaxy Playerとしてちらほらと出してはいる)
 間違いなく今回のイチオシはiPod touch。


 iPod nanoはWalkmanと見分けがつかなくなったので、持っていると間違いなくWalkmanと呼ばれる。音楽プレイヤとしては上位のWalkmanに見間違えられんならいいんじゃないか(投げやりな感想)


 まぁこんなところ。
 正直Appleの発表会としては事前に全部漏れていてなんの驚きもなかったが、KDDIがテザリング解禁ということで盛り上がった。テザリングそのものの利便性よりも、初期の狭いLTEエリア以外でも使われる可能性の高いテザ解禁するだけの3Gエリアへの自信という意味で。
 これからiPhone5にするなら、エリアも通信速度も不安がないんだから素直にKDDIのiPhone5にしとけと言いたい。ソフトバンクの方が(通話しないなら) 多少安くつくプランを出してくるはずだが、そんなもんは通信の利便性の前にはカス同然である。

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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