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Android機きたよ - レビュー編 -

 紆余曲折を経て入手したXPERIA
 せっかく入手したのだから使ってみたの巻。

 あちこちでいろいろなレビューや感想、言いがかり、そして無根拠な叩きまで多くの記事があるが、それらを眺めつつ自分なりに公約数を取ってみて、それに対しての自分なりの感想や体験からの指摘なんかも。

 さて、XPERIAだが、docomoの期待通りに売れたようで、しばらく店頭では品切れが続いた上、追加の出荷もほぼ完売状態とのことで、さすがに店頭にまったくないということは無いものの、品薄状態は続いている模様。
 一時、売り上げランキングが急降下して「XPERIAもう終わったプギャー」 とアンチが大喜びしたが、単純に在庫が無かったようだ。そりゃ在庫がなきゃ売れんわな。
 一方でほぼ一ヵ月後に出たライバル本命と目されたHTC Desireは予約分完売したが、台数が少なく、初動ランキング爆死状態。再入荷は五月半ば以降とのことだが、これは単純にソフトバンクは本気で売る気がないだけじゃないか。まぁiPhoneの新型が出る前に3Gと3GSの大量の在庫を捌かないといかんしな。0円販売とか、ソフトバンク的には痛くてたまらんだろうが、Apple様の機嫌を損ねるわけにはいかないという自転車操業が涙を誘う。てかDesireもバグが出て、何か急いだ感が無くもない。… 穿った見方をすると、OSのバージョンも新しく、高速で新型のDesireをXPERIAに当てて、ライバルdocomoが大々的に売り出したXPERIAの型落ち感を狙ったんじゃないか(ポップもXPERIAのネガキャンだったし) と思うが、まぁそれでもXPERIAは売れているようなので、Desire待ちユーザは「余計なこと考えてないでとっとと良いモノを入荷しろ」 との思いを募らせていることだろう。自分ならそう思う。ライバルなんぞ知ったことか。ユーザは欲しい端末を手に入れる。それだけが満足感よ!

 で、XPERIAだが、「携帯と似たようなもんだと思って機種変した」「iPhoneより新しいからこっちに乗り換えた」「よく分からないけど流行りに乗って買ってみた」 の三大アチャー購入者はとっとと元の鞘に復帰したと思われる。スマホ諦めて携帯に戻ったとか、やっぱりiPhoneは最高! androidはiPhoneでできてたことができねー! とか、これよく分からない… クズなんじゃないの、とかで。
 これはXPERIAというよりもandroid搭載スマートフォンというところに帰着する問題(というか単純に事前の情報集めを怠ったのだろう) なのだが、さもXPERIAの問題であるかのように叩かれることも多い。まぁ国内のandroidリーダーみたいに捉えられているところもあるのかもしれないが、docomoのandroid第一号はHT-03Aなんだからね!
 それら以外の理由でXPERIAを購入した層は概ね文句を言いつつも喜んで弄っている模様で、android端末というものは決してとっつきやすいモノではないのだが、概ね市場の形成には成功しつつあるんじゃないだろうか。販売台数は伸びたしな。
 オマケとして、XPERIAの話題で盛り上がっているとどこにでもiPhone者が乗り込んできて呪文のようにApple礼賛ついでに口を窮めた罵倒を繰り出してくるが、ダメなApple信者は昔からそうなので気にしない。本当のApple者はAppleの中にしか楽園が存在し得ないことをよく知っており、決してそこからは出ない。Apple製品がクローズド環境なのが先か、ユーザの性質がクローズドなのが先か。答えの出ない問題ではあるが、傍から見ると本当に幸せそうなのがすごい。褒めてます。閑話休題。

 んで、あくまでもXPERIAのレビューであってandroidのレビューをするわけではないのだが、XPERIA=androidなレビューも結構見かけるので、どうしてもandroidに言及せざるを得ない。XPERIAはあくまでもハードであって、androidはOSなのだが。



●ハード面

○大きさ
 自分的には手のひらにスッポリだが、手が割と大きいと言われる人種に該当するので、例えば女性などにはやや大きいかも。片手で持ったときに下部のハードキーに指が届きにくいなどという事態は発生しやすいかもしれない。このハードキー、XPERIAを使いこなす上では避けて通れないというか、どれも猛烈に役に立つキーなので、片手でキーが押せないくらいなら素直に両手で使いたい。ちなみに押した感触もかなりハードで、意外と力が要る。
 裏面がマットな感じで感触がいいのだが、大抵はカバーをつけて使用されるので隠れる運命。カバーをつけるとデカいXPERIAがさらにデカくなって片手使用時のハードキーを遠ざけるが、まぁその辺は好みで(投げた)


○重さ
 いわゆる大型のスマートフォンとしては普通の重さ。Willcom03のが重いんじゃないのか。ぱっと見で横幅が広いが、機体が薄いのでさほどの重量でもないというところ。スペック上ではiPhoneよりちょびっとだけ重いが、ほぼ誤差の範囲。これに目くじら立てる奴はどこか深刻な病を抱えているか、職人クラスの鋭敏な感覚の持ち主。


○画面
 XPERIAの売りの1つである4インチ大型液晶。これがまた高精細で大変美しい。ノングレアシートを貼って運用するとこの美しさが大幅減なので非常に悩ましく、グレアシートを貼るとフリック時の指のすべりとタッチの感度が悪化するので、いっそ保護シートなんざいらねぇという裸ペリア(らぺりあ) 運用もあり。
 有機ELと比較して、今更液晶などクズと断定する向きもあるが、それぞれ利点と欠点が異なるモノであって、有機ELは液晶のグレードアップではない。別物。
 一般に有機ELの方が発色が美しく、特に黒部分は本当に消灯しているので真の黒、その分バッテリの消耗も抑えられ、応答速度も速いなど、鳴り物入りで登場したのだが、モバイルへの浸透はさほど進んでいない。これは低価格化が難しい、公称寿命よりもわりと短時間で死亡する、などという理由もあるが、自然光に近いので画面輝度が高い分、屋外での使用時に画面が見辛いという欠点がある。これは持ち歩いて野外で使うことも多い携帯端末には割りとクリティカルな問題で、結局有機ELは液晶のお株を奪うには至っていない。ちなみにXPERIAの液晶は直射日光の下でも陽射しの角度にさえ気をつければクリアに見える。
 とにかくXPERIAで最も目立つ外観部分であり、そして最大の売りと言って過言ではないのがこの液晶なので、他の部分は切り捨てて液晶で一点買いしたとしても幸せになれる可能性はある。
 特にネットサーフなどでサイトを開いたとき、特にスクロールしなくても画面から拾える情報量の多さはかなりのもの。androidの機能として画面に最適化した表示にしてくれるので、画面に情報を表示するというパッシブな項目は非常に強い端末といえる。


○カメラ
 810万画素、手ブレ補正、オートフォーカス、数々の撮影モード。笑顔認識にマルチフォーカス、マクロ撮影モードもあるよ!
 一昔前ならメインデジカメたりえるスペックだが、さすがに昨今は携帯電話でもこれ以上のスペックを持ったカメラを搭載(むしろ電話付きカメラみたいな) しているので、特にXPERIAのカメラが図抜けているというわけではない。が、スマートフォンに限れば今のところは敵無しといえる。カメラの性能もそうだが、撮影モードの多さ、オートフォーカスの早さ、カメラ自体の起動の早さ、顔認識の強さなど、使いやすい点は枚挙に暇が無い。逆に使いにくい点としては、「フォーカスは合うんだけどシャッターが切れないぞ…?」「ばっかもっと強く押し込むんだよ」 などという会話が頻発したシャッターの固さ。狙いを定めたら、一意専心の心持で裂帛の気合と共にシャッターボタンを突き抜けろとばかりに押し込むくらいでちょうどよい。
 ここまで書くと「結局モノとしては良いの? 悪いの?」 と思ってしまうかもしれないが、カメラとして構えたときの機体のサイズ、シャッターとズームボタンの位置が絶妙で、これは本来カメラとして生まれた端末なんじゃないかと思うくらい。相手からしてみれば黒い直方体(所持しているのは黒ペリアです) を向けられてなんだよと思うかもしれないが、構えているほうからしてみれば俺は明日のロバート・キャパだぜくらいの気分。
 もちろんデジカメを持っているならそっちを構えたほうがいいに決まっているが、手にしているXPERIAで目に留まったものを素早く撮影できるというお手軽感。しかもその画像はかなりデカいので、後でぱぱっと手軽なサイズに縮小してしまえばアラも目立たない。カメラについては並み居るライバル機を千切っては投げ千切っては投げして優秀と言い切る。
 動画撮影もそれなりにいい画質。


○画面のタッチ
 ちょっと過敏。特に指が画面で滑らず、引っかかったようになったときはほぼ確実にフリックではなく、タッチと認識する。また、画面中央部はさほどでもないが、上下の端は認識が甘い? アイコンをドラッグしてその辺に持っていくと勝手に離したりする。
 フリック操作については「指の動きについてこない」 などとよく言われるが、これはXPERIAの問題ではなく、androidか、あるいはソフトの仕様。フリックすると一瞬反応し、そして少し遅れて指の動きに追従するようになっている。これはandroid端末ならどれも変わらない。なのでiPhoneのごとき指に貼り付くようなフリック感を求めると落胆するが、そういうもんだからしょうがない。そこで落胆してクズ評価してしまう人にとっては、andoroid端末は難攻不落の城壁みたいなもんだ。
 逆にXPERIA固有の問題として挙げられることが多いのがマルチタッチ。画面に接した二点を閉じたり開いたりすることで縮小拡大を行うピンチ操作が、XPERIAにはできない。そしてXPERIA叩きァーはここをもっとも叩きの材料とする。ように思う。マルチタッチがないなんて将来が無いのと同じ! とまで言い切る叩きを見たときは思わず吹いた。
 そこまでピンチ操作って使うものかと思ってiPhone者何人かに聞いたところ、「あるのを忘れていた」「あんまり使わないかな… タップで拡大できるし」「やると楽しいけどやる機会がない」「XPERIA者に見せ付けるときのみ使用ぐへへ」 などと返ってきたので、まぁこれが一般的な反応だろう。今まで無かったのだからこれからも無くても大丈夫、という人と、あるけど使ってないわ、という人がかなりの割合を占めるように思うが、どうか。
 もっとも、マルチタッチは画面のタップの精度を上げ、ソフトキーボードでの入力がやりやすくなるとも言われている。あればあったで有用なんだと思うが、XPERIAには無いんだからしょうがないし、そして無かったからなんだ。自分は、今まで無かったから別にこれからも無くても困りませんの人。画面の項目でも述べたが、画面に表示する情報量が多く、高精細なので細かいところも難なく読み取れるため、拡大縮小を行う機会があまりない。あったとしても、拡縮ボタン叩けばそれでいいしな。片手操作するならボタン操作の方が便利。


○バッテリ
 XPERIAはバッテリがもたない!
 という悲鳴が随所で聞かれる今日この頃、XPERIA者の皆様いかがお過ごしでしょうか。
 そろそろ入手してから一ヶ月程度が経過している人も多く、バッテリとの付き合い方も確立されてきたようで、「普通に一日もつけど?」 な人も多くなってきたように思える。
 そりゃGPSだBluetoothだと使いまくっていれば一瞬でバッテリプアになるが、そんなのは高性能スマートフォンならどれも同じ。使いたいときに使いたい機能をオンにし、普段はオフにする、というごくごく当たり前の手順を実行するだけで、大容量バッテリは持ちこたえてくれる。というかその辺のUSBコードでは充電できないので、バッテリはもたせなければならない。XPERIAに限った話ではないが、バッテリをもたせる運用をする、というのはユーザの基本だろう。霞を食って動いてくれる仙人スマホならともかく。


○ソフトのインストール領域
 androidの制約で256MB。機種によってはシステムROMに圧されてもっと少ない。iPhoneの16GBなどと比較するとハナクソのような容量だが、androidは小品のアプリを動かすOSなので、256MBでも100個くらいはアプリをインストールできる。これを少ないと感じるかどうかは人それぞれだが、個人的には80個もあると使いきれんわ。
 小品なので、必要なときに気軽にインストールして使えるのがいいところ。でもこれはXPERIAの、っていうよりandroidの話だな。



●ソフト面

○OSのバージョン
 XPERIAのOSはandroid1.6で、Desireが2.1なので古い。このため、色々な機能がDesireに劣る。ここもXPERIA叩きの主なポイントで、しかも使うかどうかも分からないマルチタッチと比べると、こちらはより深刻。な気がする。
 これはXPERIAという端末の独自UIやソフトをOSに合わせて作りこむ時間がかかるためで、バージョンアップも時間がかかる模様。2010年10月に2.1へバージョンアップすると正式にアナウンスされたが、androidの方はまもなく2.2が出る予定で、10月にはさらに次のバージョンが出ている可能性すらある。しかも2.2の処理速度が爆速どころが実質450%増しとのことなので、これはなんとか2.2以降に対応できませんかDoCoMo&ソニエリさん。
 まぁOS1.6のままで何が困るの、といえば、それはカスタマイズしまくる人が困るわけだが、そこまで使い込む人があまり多くなければ問題ない… ことはないわな。
 ちなみにHT-03Aなどでandroid1.6はrootが取られているが、XPERIAはなかなか難しい模様。と思っていたらどうも取った人が出たらしい。けれどもHT-03Aよりも難しいとのこと。
 もしrootが取られたらバージョンアップなどどうでもよくなるんだが…(root奪取&カスタムROMに興味の無い人はそうもいかないか)


○XPERIAは動作がモッサリ?(動作感とプリインストールアプリ)
 しません。さすがにハイスペックなハードを積んでるだけに、かなりサクサク動く。パソコンでアプリを立ち上げたばかりのときに多少ひっかかる感じがするのと同様の現象がXPERIAでも起きることはあるが、これはマルチタスクの宿命で、アプリにメモリの容量を確保しているから。少し経てば最適化されてヌルヌル動く。
 つか、Desireは爆速でXPERIAはもっさりプギャーな一次速報をけっこう見かけたが、Desire、XPERIA、iPhone3GSをほぼ同じ条件で並べて、例えば大量の文字情報テキストをフリック操作で勢い良くスクロールさせた場合、どれも高速でスクロールして目がついていかない。ハード的にはDesire ≧ XPERIA > iPhone3GSという結果になるはず(CPU速度はDesireとXPERIAが1GHzでiPhone3GSは600MHz。RAM容量はDesireが576MB、XPERIAが384MB、iPhone3GSが256MB) だが、体感では違いは分からない。スクロールはandroidが苦手とする項目のひとつで、逆にiPhoneOSは得意とする項目なので、速度が逆転している可能性もあるが、何にしろ目が追いつかないので、「どれも早い」 でFA。

 この「同じ条件」 が曲者で、iPhoneのようにシングルタスクの条件と合わせるには、android機は「裏で動いてるタスクを殺し、メモリを開ける」 という状態に持っていかないと、同じ条件にならない。androidはマルチタスクなので触れば触るほど裏でアプリがガンガン立ち上がり、結果的に速度が低下してくる。メモリ容量が大きいDesireの方がこうしたアプリによる圧迫には強いので、「DesireやiPhoneに比べるとXPERIAはモッサリしてるな…」 という状態になりやすい。そら当たり前の話で、常に高速状態を維持したいのならばandroidなんざオススメしない。メモリの限界までタスクを維持してアプリ間の利便性を高めるのがandroidというOSなので、そもそもシングルタスクのiPhoneと「単機能での高速性」 を比較するのが間違ってる。つかここでiPhoneが明確に劣ったらiPhoneOSの存在価値が消える。ジョブズもそこまでアホではない。「必要なときにそれぞれのタスクの専用機に切り替わる」 のが売りのシングルタスクOSだ(アニメーションでごまかしている部分も多いけど。この辺のごまかしは実に上手い。職人技と言える)
 ここで「いちいちタスク管理しないと高速を維持できないXPERIAプギャー」 という叩きが当然発生するわけだが、話が逆。ユーザが必要なだけメモリとアプリのバランスを取って使うのがandroidなので、「高速を維持するためにシングルタスクとか勘弁してくれゲーム機かよ話にならねぇよ」 という話。要するに用途が違う。

 でもXPERIAの目玉(として売り出した感のある) であるTimescapeは操作に慣れたユーザの99.8%(適当) が使わなくなる、動作もっさり招来アプリだとは思う。いちいち裏で立ち上がるんじゃねぇ。登録したSNSの全データを全サーバから読み出しに行くから、軽くなりようがない(これとアドレス帳やら顔認識やらを結びつけたのはすごい良いアイデアだと思うんだが)
 ただし同じくXPERIAが目玉として搭載したMediascapeはengadgt日本版のXPERIAレビューで「Mediascapeは重い(キリッ」 と酷評されていたが、ここ以外でそんな評価は見たことが無いし、実際使ってみても重いとは感じないので、engadgt日本版の妄想か白昼夢か得体の知れない願望だろうと思う。目覚めたまま寝言を言うとはなんと高度なスキル。真似はできない。
 このengadgt日本版はワケの分からないレビューを掲載しているの(携帯端末のスピーカをけなすとかどんだけXPERIA嫌いなんだ。イヤホン使わずに携帯端末のスピーカで音楽聴く人ってそんなに多いの) で、今回ことあるごとに引き合いに出したい。そういえばXPERIAは液晶は綺麗だけど有機ELサマのDesireなんかと比べちゃいけないとかボケたことを書いていたのもここ。Desireは(そして東芝のIS02なども) 画素数を擬似的に増やしたように見せるVisualWXGAだがな。確かに比べちゃいかんかもな。


○日本語変換
 プリインストールされているPOBox1.0がなかなか優秀(主観) 長文節変換もできるし、変換候補で上に表示される単語の精度もなかなかの賢さ。
 すでにマーケットには多くの日本語入力ソフトがあり、simejiやOpenWnnなど優秀なソフトもあるのだが、POBoxからなかなか離れられない。
 次に押される可能性の高いキーを大きく表示し、絶対に押されることの無いキーは消すなど、独特の動作が気持ちいい。フリック入力には対応していないが、バージョンアップして対応するという話も聞こえている。まぁ個人的にはフリック入力よりも直接打鍵の方が好きだが。
 ソフトキーボードとしては画面端のタッチ認識の甘さが時折顔を出すため、ふと気付くと妙な変換になっていることがあるので注意。ただ画面が大きいため、キーも大きいので、打鍵自体はかなり楽な部類ではないだろうか。てか楽です。慣れたのも大きいけど。


○アプリ
 AppleのAppストアとandroidマーケットを比較して、androidマーケットはアプリ総数が少ない、だからXPERIAはクズ! などのような超異次元的な叩き方をするエスパーがたまにいるが、それはXPERIAの問題ではなくてandroidマーケット、ひいてはandoridという市場の問題。
 アプリの増加率は高く、審査もあってないようなものなので、どうせすぐ審査の厳しいAppストアに追いつくだろうが、問題は質か。審査がゆるいので玉石混交なのは事実。ジョブズ君も「ポルノが見たければandroid使えばぁー?」 なんて言ってたし。まぁAppストアもこないだ一斉に大量削除するまでポルノで溢れかえってたけどな。
 審査がゆるい分ソフトのアップグレードも早く、twitter上で不具合報告→作者が即修正してマーケットに登録→使用者が動作確認、などということが日常に行われており、人気ソフトの作り込みには大変良い環境(モンスタークレーマーが湧くという問題もあるが)
 で、androidのアプリが少ないとか言う人は4万も5万もあるアプリを全部使ってるんだろうか。Appストアには14万くらいアプリがあるが、これも全部使った上でandroidは少ないって言ってるんだろうか。そりゃWindowsMobileのように800~900くらいだと全部試せるかもしれないが。


○マルチタスク
 iPhone者への反撃としてよく用いられるものに「えー! iPhoneOSってシングルタスクなの! シングルタスクが許されるのはMS-DOSまでだよねキャハハハハ!」 という罵倒があるが、携帯端末でのマルチタスクならWindowsMobile(WM) の方がよっぽど完成されているので、何もandroidがデカいツラをするところではない。
 ただ、アプリの数がiPhoneOSに比べると少ないとはいえ、それでもWMアプリよりも圧倒的に多いので、マルチタスクを実感することは多い。
 XPERIAの「戻る」 キーが顕著に体感させてくれるところで、例えばtwitterクライアントからURLを叩いてブラウザを立ち上げ、ブラウザで文章をコピーしてコピペソフトへ登録し、それをメール通知からメーラーを立ち上げてメールの文章に貼り付ける、という操作を行った場合、戻るボタンを押すとメーラ→コピペ→ブラウザ→twitterクライアントへと順に戻っていく。これをXPERIAの大画面でやると、画面がズルズルスライドして大変気持ちよい。


○端末のカスタマイズ
 これぞandroidの真骨頂。といいたいところだが、本気でカスタマイズする気になったらWMの右に出るOSはない。あれはもうなんか異常だ。使いこなすのが難しいけど、使いこなしたらカスタマイズ最強なのはWMで間違いない。
 androidはiPhoneOSに比べると自由度が高いというよりiPhoneOSはユーザが自由にできることが無さ過ぎるので、比較にならない。脱獄したところでiPhoneの枠は厳然として残ってる。お前らが使いたいものは俺が選んでやるからそれを使え、というApple思想はそもそも他と比較できるようなもんでもない。
 結局androidはandroidの独自のカスタマイズ具合を行く、というところでFA。


○PCとの連携
 WM最強。
 いやまぁそりゃPCがWindowsなんだから当たり前だわな。繋げばそのままフルアクセスできるし。
 iPhoneOSもiTuneを始めとした連携があるのに比較すると、androidはPCとの連携が甚だ貧弱。PCからandroid端末のストレージ見てるときはandroid端末は自身のストレージは見られないってくらい。
 ただ有線的な繋ぎ方だとそうなるが、クラウドを使って連携するのならandroidは強い。もともとandroidというのはネットへの入り口みたいなもんで、PCからGoogleやchromeを使ってandroidと連携すると、その便利さに悶えることだろう。クラウドばんざいってなもんで。
 そういう点を踏まえると、androidはクラウドありきのOSで、PCとの物理的な連携はあまり重視していない。逆にiPhoneOSなどは、使うならPCがあったほうがいいよ、てなもんで、単体でなんでもかんでも行うことは考えられていない。WMは言わずもがな。アレはPCの一部を切り出した代物だ。
 後半、XPERIAじゃなくてandroidの話に終始してしまった。


●総評

 android自体まだまだこれからのOSで、XPERIAはどこまでいけるか分からない未知数なところがある。なので、今XPERIAは買いか、と問われたらちょっと悩む。
 結局のところ、使ってみて気に入るかどうかは個人の判断なので、何を重視するか、何をしたいのかで後悔するか幸せになれるかが決まると思う。
 個人的には液晶一点買いでも幸せになれるけど。
 ただ、世に蔓延しているXPERIAの叩きには不正確なものも多い。礼賛記事で褒め過ぎというものは不思議なほど見かけない(スペック表ですでにある程度見切りがつくからだろうか…) ので、XPERIAが一方的に叩かれているようにすら見える。
 完成度という点ではまだ低いかもしれないが、制限や不具合も含めて、これは触れば触るほど面白い端末だと思うんだが、どうだろう。

 あと、iPhoneやWMと比べるもんでもないね。全然違う用途のOSを搭載した端末なんだから。
 android端末として売れた、という点でXPERIAを評価すると、わけもわからず買った人がこの後絶望に囚われる気もすぐけど、androidの間口を開いた端末ということで、わりとエポックメイキングな端末になるのかもしれない?

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コメント

ざっくり見ると

WMとiPhoneの中間のような物に見えます。
面白そうだけどいろいろ機能を無駄にしそうな自分は多分iPhoneが向いている。

いやまぁ中間というか別物ではありますね。
iPhoneの「見た感じなんとなく操作できそう」感はすごい。そこから先に進むには凄まじいパワーが要るけど。

>触れば触るほど面白い端末だと思うんだが、どうだろう
この一言に尽きる。いじるのが楽しくて活用するところまで進んでないや

いじるの楽しいです。
今までWindowsMobileだったから、アプリのよりどりみどり感が素敵。
さてこいつで何をやろうかな(本末転倒)

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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