ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ムリヤが来日(してた)

 “超ヘビー級”輸送機が成田到着 日本初のお目見え

 正式名称はAn-225。アントノフ225と言っても通じるが、一番有名なのは愛称のムリヤ(ウクライナ語で将来の希望などの「夢」 の意味)
 現在、最大離陸重量600t という最も重い航空機として有名だが、その圧倒的なペイロードや輸送できる貨物の容積などといった性能面でも優れており、なおかつこの巨体(ボーイング747-8やエアバスA380-800よりも一回り以上大きい) でありながら飛行性能が良く、エアショーなどでは「ゲェ、回った!」 などとゆでたまご的に叫ぶほどの旋回性能をみせつけてくれる。
 何よりも、世界でただ一機(計画では二機作る予定だったが、一機のみ完成) という存在そのものに価値がある航空機で、航空ファンのハートを掴んで離さない

 で、このムリヤが日本に何をしに来たのかというと、ハイチ地震での現地の救助活動など、PKO活動に必要な機材(重機などを100トン) を運ぶために陸自がチャーターした。
 救助活動とはいえ、自衛隊を海外派遣するために旧ソの輸送機をチャーターとは、時代は変わったものだなぁ。

 ムリヤのペイロードは公称250トンだが、実際は燃料満載状態でも300トン以上の搭載が可能。しかしながら、自衛隊が準備した機材は重機(ブルドーザーや軽装甲機動車など、およそ150台… 150!? これを一機で運ぶの!?) などかさばるものが多いため、今回は100トン程度の輸送となった。輸送とは重量という一次元の問題ではなく、容積という三次元の問題なのだなぁと実感できる。
 とはいえ、かさばる重機を100トン積んで飛んでいくムリヤの輸送能力が凄まじいことに変わりはないのだが… 旧ソは相変わらずいいもの作るなぁ。考え方の方向性が西側諸国とは違う感じ。ちょっと後部ハッチつけるの忘れて荷物の積み込み積み下ろしがスゲェ大変なのも目をつぶろう(もともと宇宙機を背中に背負って飛ぶための機体だから、そういう利便性は考慮されてない)

 なんで日本の輸送機を使わないんだ! という人もいるが、日本が持っている輸送機(C-1とC-130) では航続距離も輸送能力も全然足りない。C-1を導入した当時は自衛隊を海外に派遣するなんて有り得ない話で、C-130を導入した当時は、自衛隊が100トンもの機材を持っていく事態なんて想定されていなかったのだからしょうがない。
 しかし自衛隊がルスラン(An-124) をチャーターしたときも驚いたが、まさか世界でただ一機のムリヤを持ってくるとは…
 まぁムリヤなんてデカブツは維持費だけでそうとうかかるだろうから、借り手があるのはウクライナとしても願ったりだろうけれども。平和活動だし、ムリヤが傷つく心配もほとんどないし(旧ソのマシンというだけで頑丈さには折り紙ついてそうだが)

 ところでイヤでも目に付くのはタイヤの数。
 後輪だけで7×2が2列で28輪? 前輪が1×2×2で4輪? 合計32輪?

« ヤッターマンに見る戦術と戦略の違い|Top|帰ってくるもの行こうとするもの滞在するもの »

コメント

こんな飛行機があるなんて…

まったく知りませんでしたが、あの車輪は凄いですね。
輸送量が文字通りケタ違いで、「飛ぶの!?それだけ積んで!??」と言いたくなりますな。物理法則万歳。

Re: こんな飛行機があるなんて…

史上最大の飛行機はハーキュリーズの飛行艇なのですけれども、ムリヤより翼幅が大きいというすごいものでした。が、高度20mを1600m飛んで、しかもその1回だけで終わり(1940年代だけど)
ムリヤの輸送能力は現代においても桁違いすぎる。旧ソ圏のマシンはかっこえぇなぁ(見た目も実績も)
妙な不便さとか、わけのわからない合理性(たくさん荷物を運びたければでかい飛行機を作ればいいじゃない的な) とか、もうたまらん。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://silverwolf5218.blog55.fc2.com/tb.php/715-3937b58f

Top

HOME

白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

名前:


本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。