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 ISS、2020年まで利用延長を…NASA

 もう血反吐を吐きながら続けるマラソンにしか見えない。

 2010年にスペースシャトルを引退させ、新たな宇宙船CEVを開発し、2014年までには最初の月有人探査ミッションを行う。CEVはシャトル退役後のISSへの往復にも使う予定。
 2015年、遅くとも2020年には月有人ミッションへ復帰するが、先立って2008年までに月へ無人探査車ミッションを実施。月は火星有人探査で始まるそれ以降へのミッションの基地となり、同時に太陽系の様々な場所への無人探査ミッションを実施する――

 これがブッシュ政権で提言された新宇宙政策だった。
 だがCEVは2007年に計画見直し。試作機は2013年予定となり、当然以降の予定もずれる。シャトルの退役は2010年で決定しているので、ISSへの補給手段が問題視されている。
 そのISSだが、シャトルの予定よりも大きな予算増に圧されてはいるものの、予定以上の予算を確保し続けている。が、シャトルは予算増、ISSは予算増、となれば当然他がワリを食っているわけで、新宇宙政策は何もISS単体で成り立つわけではない。退役するのが決まっているシャトルに予算を食われているということは「シャトル後」 の予算が圧迫されているということだ。借金返済のために未来の金を前借りしているのに等しい。
 ISSの予算増加に圧されるのはアメリカだけではない。2008年に日本の「きぼう」 モジュールが打ち上げられた辺りで最初に打ち上げられたロシアのモジュールは寿命が切れている。さらにISSに参加している各国(当然日本も) もアメリカと同じように重くのしかかるISSの運営費用を負担しなくてはならない。
 アメリカがISSにかける予算は一年で22億ドル以上。日本も毎年800億円程度をコンスタントに支出する予定になっている。
 そのISSは2016年までしか予算措置がなかったわけだが、今回の見直しで2020年まで延長と来た。
 宇宙開発のためにはしょうがないと割り切ることもできると思うかもしれないが、アメリカの宇宙開発全体の予算の伸び率は予定通りなのに、ISSの予算は予定よりも伸びている。これは、想定していたよりも金がかかることが分かってきたということに他ならない。
 もはや参加各国にとって「進むも地獄、戻るも地獄」 という状態に成り果てているのではないか。

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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