ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

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霧の街 第36話

 ウルスラからランダムミッションを受注し、本格的に施療院を拠点に行動することに。
 ところで、両手利きを取得したはいいものの、武器は普段使っているロングソードカスタム+1ひとつしかない。迂闊だった。
 このロングソード+1は筋力の関係でカスタムしてあるため、本来より威力が1だけ下がっている。が、筋力が当時より成長しているため、今では通常のロングソードが持てるようになっている。なので、思い切ってロングソード+1を2本購入することにした。
 とても高額な買い物で、当然お金が足りない。そこでてっとり早くお金を稼ぐ手段を取る。

SSっぽいモノローグ⇒
ゲーム記録⇒



「黒の丘のオーバーイーターと帰らずの街に出没するブラッドサッカーを退治してくれって話持ち込まれててさ」

「なんで表向き施療院にそんな依頼が」

「スエラの炎としては、支持層は広く欲しいわけ」


 そんな話をウルスラとかわして、木漏れ日の施療院を出てきたのが今日の朝。
 裸足の王様亭でいつものクズ野菜のシチューを食べて、それから腹ごなしに少し歩いてた気がする。

「なんであたしはまたこんなところに…」

 耳を聾せんばかりの大歓声が城内に響き渡る。
 ここは闘技場―― 剣闘士が命を賭けて戦い、金と、そして奴隷から名誉蛮族への道を目指す場所。
 ていうか出場するのは二度目。
 スカウト係りの口のうまさというか、テクニックには脱帽するしかない。

「なーんでこうなっちゃんだろう… あたし詐欺にころころ引っかかるタイプなのかな…」

 銅鑼が鳴り響き、城内が静まり返る。
 正面ゲートがゆっくりと開いていく。
 勝ち残って、そしてここから出なければ、あたしには死しかない。それは分かってる。

 やがて、正面ゲートからあたしの相手が姿を現した。
 前回はここでカニだった。
 一気に沸騰する大歓声。現れたのは影のような存在―― ガストナイトだった。
 心無き殺戮者と紹介される。確かに魔法生物に心はないだろうけど。

 幸いというかなんというか、ガストナイトの動きはさほど早くない。
 あたしが3発目の魔力撃でガストナイトを真っ二つに断ち割るまでに、危うい攻撃は一発もなかった。
 観客席から不満のブーイングが飛び、次の相手が用意される。

「悲しいなァ~ 人族の貧弱さは技能では埋められない」

 レッサーオーガが出てくる。ちょっと面倒くさい相手だった。だんだん相手もレベルアップしてきているってことかな。

「この”悲しみをすする” ヨ・ニと魔法兵部隊が相手をしよう」

「…」

 あたしは周囲を見回した。ヨ・ニと名乗ったレッサーオーガしかいない。

「…?」

 視線で問いかけると、ヨ・ニは指を一本立て、チッチッチと左右に振った。

「悲しいなァ~ ソロゆえの単独仕様とは」

 3発目のあたしの魔力撃の風切音が、客席の上段まで響く。ヨ・ニはゆっくりと倒れていった。
 観客席はまだ全然収まらない。

 続いて登場したのはヒポグリフ。
 空からの恐怖とアナウンスされる。

「あれ? この街って空飛んだら容赦なく撃ち落されて生死判定の余地なく死亡じゃなかったっけ?」

「うるせーヒポ。低空飛行ならOKだヒポ」

「それってどこが空からの恐怖?」

「やかましー! ヒポ!」

 これも魔力撃3発で捻る。この辺のランクなら、十分攻撃が見える。あたしは早く倒すことよりも攻撃を受けないことを意識して戦っていた。

「この”緋色の双刃” ホ・ルヘとその一味が相手だ!」

 次の対戦相手のボガードソーズマンがゲートから飛び出してくる。

「一味って…」

「みなまで言うな!」

 ボガードソーズマンは二刀流の使い手。あたしがもう一本剣を持っていれば二刀流対決で盛り上がったかもしれない。

「まぁ、それも実力伯仲ならの話かな」

 ホ・ルヘの二刀流をかいくぐったあたしの剣が、一撃でホ・ルヘを沈める。
 観客席のブーイングはいまや最高潮だった。

 次に出てきたサンダーバード(飛んでるんだけど、いいのかなぁ…) 戦は激戦になった。
 雷のブレスも電撃を帯びたくちばしも、食らうたびに面白いように体が跳ねる。観客席は大喜びだった。
 でもさすがに魔力撃4発には耐えられず、サンダーバードも落ちた。

「フフッ お疲れのところ悪いけど、この”戦巫女” ネフトティティがとどめを刺してあ・げ・る(はぁと)」

 あたしが殴ってネフトティティが泣きながら回復する、のルーチンが順調に回り、ダメージ量と回復量の差で危なげなく勝利。
 観客席はすっかり白けた。

「おい、もう下がっていいぞ」

 係員があたしに声をかける。

「まったく、お前もしぶとい奴だ。次はないと思えよ」

 あたしは肩をすくめて闘技場を後にした。



 今回もひたすら連戦になった。
 サンダーバード戦が危険だったけど、なんとか勝利をおさめ、ネフトティティ戦で解放してもらえた。
 さぁてお金貯まったぞう。

 と、今回はそれだけの話。


< 第36話 結果 >


・★★★★★★を獲得



(A-1) (露店市) (血染壁) (ダルクレム) ( サカロス ) (F-1)
(A-2) (闘技場) (娼婦街) (三色幕) (鮮血城) ( 廃屋 )
(A-3) (裸王様) ( キルヒア ) ( 牧場 ) (追剥路) (F-3)
( 港 ) (どぶ川) (麻薬窟) (翡翠搭) (帰らず) (叫び門)
( シェス湖) (施療院) (ヤム酒場) (路地裏) (袋長屋) (処刑場)
( シェス湖) (泉広場) (灼熱踊) (荒庭園) (黒の丘) (F-6)
( シェス湖) ( 牢獄 ) ( ブラグ) (明灯館) (奴隷市) (F-7)


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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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