ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

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ソレイユ その4

 ひとつのイベントが長く続いたリセリアとは異なり、ソレイユは細かいイベントが連続して発火していた感じ。
 その傾向は現在(2006年6月末) も続いており、リセリアは長期キャンペーン中でソレイユは顔見知り関係のイベントに細かく参加している。


羽裏さんに描いていただきました。



 そんなソレイユの「寿引退」 イベントを自前で立ち上げたわけだが、イベントの方向性を定めるために幾人かの友人たちに相談という形で話を持ちかけてみた。

 「故郷から、結婚させるから帰って来いと言われているんです」

 相変わらず長いですよ。  両親から来た手紙の文面というのが、いきなり酷い。

『我が娘ソレイユへ。貴女が出て行って4年も経ちました。
 もう充分にに遊んだことでしょう。
 貴女の式の準備が済み次第、戻ってくるように。

 父 モルガン』

 これで優しい親父を連想する奴はそうはいない。
 簡潔に言いたいことだけを言って電話を切るようなイメージ。
 そういうイメージ作戦からまずはスタート。
 つまり、「両親はあんまりお話を聞く気がありませんよ」 という宣言だ。

 相談をもちかける先は親友であるリゥとシャラン(フられたけど友人としてそれなりの関係は続いてた) かなぁと考えていた(ルイは技能構成とランクの問題で除外させていただいた) が、ここで他の選択肢が浮上する。

 ソナタ(そなちさん) は色々なキャラと親交があり、それなりにソレイユも仲良くしていたのだが、ある日一人のハーフエルフの少年を紹介された。
 それだけならともかく、そのときの言葉が

 「この子シェンホウっていうの。いろいろ問題ある奴だけど、この子のこと、よろしく頼むねw」

 よろしく頼まれてしまったのである。おそらくソナタは紹介ついでに軽い気持ちで言ったのだろうが、「自分は、自分を一番必要としてくれる方のところに居たい」 というソレイユの信条わがままにとって、これはクリティカルだった。

 だが、自分は故郷から帰ってこいと言われている身である。
 いつまでもソナタとシェンホウ(当時それなりに懐いてくれていた?) の傍らにいることはできない。
 そこで、ソレイユとしては当時問題児に近かったシェンホウの尖りっぷりを少しでも改善しようと、シェンホウと積極的に交流をはかることにした。
 部屋に呼んで軽く説教したり(偉そうだな!) 雑談で皆に弄られ倒されているシェンホウを(ほんの少しだけ) 助けてあげたり。
 一緒にシェンホウのことをあれこれ世話焼いていたビショウ(Sさん) ともそれなりに話すようになりつつ、とんがっていたシェンホウを少しでも丸くしようと尽力していた。が、人間それほど短期間で変わるわけもなく。迫る日時に焦るソレイユ。

 そんな焦りもあって、ソレイユは故郷から手紙が来ていることと、自分がもうすぐ故郷に帰ることになるかもしれないということをシェンホウに打ち明けてみた。必殺の、もうあんまり時間がないんですよ宣言。
 当然12歳というローティーンのシェンホウにはまともな答えが返せるはずもなく、泣きダッシュで駆けていくシェンホウ。淡い初恋だったのね。青春だなぁ。もうすぐ終わる春だがな。うへへ。
 などと油断していたら、ある日の雑談でそれは来た。

シェ:「…… やっぱり、行っちゃうのか?」
ソレ:「…… どうしようかなぁ、ってところですねw どうしましょうか?」
(どうしようもこうしようも、行ってからのことはセッション次第だがな!) ← PL心の声
シェ:「行くな!!

 普段はっきりしないウジウジしていた小僧からの、思いも寄らぬ正面突破。
 かいしんのいちげき!! ソレイユに 10 の ダメージをあたえた!(HP:8/18 MP:18/18)

シェ:「… ぁ…(横向く) あと… 3年待っててよ……」

 かいしんのいちげき!! ソレイユに 10 の ダメージをあたえた!(HP:0/18 MP:18/18)
 ソレイユ は かんらく してしまった!!

ソレ:「もし、待てることになったら、4年―― 4年待ちますよ」
(故郷のイゼルフェーン州では16歳が成人のため)

 「自分は、自分を一番必要としてくれる方のところに居たい」 というソレイユの信条からして、こういう台詞しか出てこないわけである。
 つまり、シェンホウが一人前になろうと努力するための努力目標になる、という、まさにソレイユ信条にマッチしたニーズ。
 ちょうどシャランにフられて二週間程度という、精神的に弱い時期だったというのもあるけれどもw

 とりあえず、予想外の方向からラブコメが再スタートしたと誰もが思ったかもしれないが、この時期のソレイユとしては、シェンホウはまだ保護対象。相談相手としては不足であった。

 結局相談を持ちかけたリゥとシャランからそれぞれアドバイスをもらい、「一度実家に行って親としっかり相談して後悔のない選択をすれ」 という結論に落ち着いたので、イゼルフェーン州へ一時帰郷が決定。
 この時期雑談でよく話していたビショウの存在も、中立の立場からの言葉をいろいろと貰えたという点で大きかった。よく話す人たちの中では、明らかな年配として接してくれるのはビショウくらいだったからだ。

 ここからはキャンペーン「カレイド・サルビア」 の流れになる。
 参加してくれたメンバーはシャラン、リゥ、シェンホウ、ビショウにゼフィーとコトリを加えた6名。人間関係が複雑なので、キャラごとに図解してみんとす。




 無理でした   orz

 キャンペーンの細かい内容についてはまた場を改めて語るとして、ソレイユを結婚させたい両親が、軽く策を用いてソレイユを軟禁。それをPC側が力尽くで奪い返そうとするという激しい展開に。
 幾多の伏線はまったく顧みられる事もなく、最短コースを驀進する一行。
 あらん限りのことが起こり、どうにもならない事態に陥り、ピンチまたピンチ。
 策士ビショウとゼフィーが微妙に噛み合わず、本気で洒落にならない事態に。具体的にゆうと全員捕まって地下牢行き? みたいな?

 緊急事態に起死回生の手を模索して声が飛ぶ。
「あまり時間もないしな、(センス・イービルを)一つ頼む」>ソレイ

 マジかーと悶えるGM。
 肝心要の部分をNPCがやると完全にGMの一人遊びになるので、すごーく切ないのだけれども。
 でもまぁ取りうる手を模索しての結果だからいいか、と思い直す。

 実の親に「センス・イービル」 をかますソレイユ。
 「あなた(実母) は邪悪だわ」

 GMやっててちょっと辛かった(しくり)
 何が哀しくて実の親に邪悪判定せねばならんのか。
 でもやっちゃったものはしょうがない。
 ともあれ、この邪悪判定でピンチを脱し、なんとか引き分けに持ち込むPCたちだった。

 だが、現場は引き分けでも裏はそうでもなく。引き分けに持ち込まれた実母勢力が何をするかといえば、敵対勢力である廃屋街勢力を削ぎ落としにかかるわけで。ソレイユの故郷ともいえる廃屋街は焼かれ、義母リエンヌは行方不明に。
 実母を断罪したことで、義母も故郷も一気に失うソレイユ。
 いやっほぅ何のマゾプレイだ。
 個々の事象がそれぞれ起こる可能性はあったが、まとめて起こるとは私の予想を遥かにブッ千切り。そうなるエッセンスはあったってことだけれども。

 いやぁ、TRPGってほんと面白いですね orz


 こうしてソレイユの引退も視野に入れた、自キャラ関連セッションという自らの禁を破ってまで起こしてみたイベントは

 「帰る場所が無くなったソレイユは再び故郷を後にし、トロウへ」

 というエンディングを迎えた。


 親と慕う人と故郷を失い、実母を自らの手で断罪し、そしてソレイユの道を手助けしようと手を貸してくれた、かけがえのない友人たちを得てソレイユの第一期は終わる。

 立ち直るのに時間はかかるだろうけど、光の見える、それなりにいい人生を送っているんじゃないだろうか。

 これを書いている2006年6月末現在では、まだ少し後を引いているようだけれども、長く暗いトンネルを抜けたようではある。

 いつか故郷の廃屋街を立て直そうと、自らを見つめなおし、鍛えなおす一方で、少女っぽい不安定さが表に出てきた最近のソレイユだった。

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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