ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

今年は少しだけ「あれから」の話が続きましたようもう少しだけね

 
 毎年恒例のアレ。
 続きまして今回はここまで。
 対象者以外は見ることかなわぬゆえあしからず。
 見てもいいけどワケ分からないよ。


「結局、封印か」

「はい。この場所も秘密にします。もう訪れることもないでしょう」

「難しい決断だったと思う。司祭の決断に敬意を表する。
 ――その、なんだ。部外者がいろいろ引っかき回してすまなかった」

「いずれは決断しなくてはならなかったことなのです。
 我が神アルカーナがあなた方を遣わしてわたくしの背中を押してくださったのでしょう」

「お、おう。俺フェンランだけどな。あとユゥリィはトテルタだけどな」

「ふふ、そうでしたね。
 ――また、いつかおいでになったときは、きっともっといいところになっているように頑張ります」

「ああ。きっとまた来るさ。ユゥリィと二人で一緒にな」

「あら、ずっと新婚気分なのですか?」

「へ!? あ、あぁ、まぁ、そうだな、二人じゃないかもしれんが、まぁその時はその時だな! 減ってることはないと思うからな!」

「はい、お待ちしています。ユゥリィさんも、お元気で」

「ソレイユも、体に気をつけて。ソナテシアにもよろしくね。シェンホウにも… 相変わらずかな? ふふっ」

「さぁどうでしょうか。彼もさすがに背は伸びましたから、ずいぶん印象が違うと思いますよ。
 次は、彼にも会えるといいですね――ううん、きっと次はわたくしはもう歳を取ってしまっていると思いますから、彼がお相手さし上げることになるのかもしれませんね」

「おい―― やめろよ、あんまり先の話をするとナントカが笑うって言うぜ」

「そうよソレイユ。ソレイユがおばあちゃんになる頃の話なんて、あたしもういないどころか二回くらい生まれ変わってるから」

「あ、そんなつもりでは…」

『あのー…』

「まぁなんだ、なるべく早いうちに様子見に来れたらいいなぁとは思ってる」

「その辺は期待しないで待っておきます」

「信用ねぇ!」

『ちょっといいですかー…』

「だって「いってきます」から八年音沙汰無しですよ」

「うぐっ…」

「あははっ どこまでもどこまでも行きたくなっちゃうからね」

「はぁ… 長い青春ですこと」

『ちょっといいですかって言ってんだろこルァあああぁぁぁぁ!』

「なんだよいったい…」

「声が大きいです…」

『無視しといて言う台詞がそれですかよ!』

「で、なんだよ?」

『このクリスタルパレスを封印するのは構いませんが、スカイエッジ行きのゲートは使わせてくださいよ! これが使いたくてここまで来たんでしょうが!』

「あぁ、それか。まぁエンぷーはそれで帰っても構わんよ」

『? あなた方はどうするんです?』

「そのゲート、飛ぶのに条件がある」

『へ?』

「レブライの関係者じゃないと使えないんだよ。さすがにプロテクトがしっかりしてる。と、研究資料にあったぞ」

『な、なんだってー』

「だからお前さんは先に帰ってていいぞ。俺とユゥリィはまた直接アプローチすっから。気付いたら手伝ってくれ」

『むぅ、まぁそれならそれで構いませんが… あー、では近くまで来たらこの魔晶石を』

「砕く?」

『なんでそんな脳筋なんですか。合言葉を使ってください。発動させたら連絡つけますから』

「わかった。じゃあほれ帰れとっとと帰れアバヨ」

『ちょ、なんでそんな雑な… ちくしょう、それじゃあな! しみったれたフェンラン! そしてそのケチな妻よ!』

「また会おう! 俺のことが嫌いじゃなけりゃあな… マヌケ面ァ!」

「…?」

『あの、そこは「忘れたくてもそんなキャラしてねーぜ… てめーはよ」 と』

「世代格差か…」



『ではゲートでお先に』

「ああ。じゃあな。さて、それじゃあ俺たちも行くか」

「うん!」

「お元気で」

「じゃあね!」

「一年で戻ろうと思ったら、まず列車でルアーブルか?」

「あちこち挨拶して行かなくていいの?」

「一年で戻れる気がしない!」

「あははっ」







『… あれ? ここはいったい…』

「つかまえた」

『ひっ!? あ、あなたは! なぜ!?』

「ゲートの行き先を変更した」

『そそそんなことが!? しかしいったいどうしてそんなことを』

「レブライ・オリジナルの四つ目のコピー、エンプス。あなたの知識がほしい」

『!?』

「もらう」

『い、いやああぁぁぁああぁああぁa――』

「――」




 同行者が減りました。
 サスペンス調になってますが、今年分の話はここで終わりでござる。
 いや長くなって申し訳ない上に勝手にキャラいろいろ動かして申し訳ない。

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コメント

え えんぷーぅ!! なんてことなの。イキテえんぷー!

いえいえ、とても楽しませて戴きました!
旅はまだまだ続く。
いつになったらトロウにつけるんでしょうねw

ありがとうございました!

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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