ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

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今年は少しだけ「あれから」の話が続きましたようで

 毎年恒例のアレ。
 続きましたようで。
 対象者以外は見ることかなわぬゆえあしからず。
 見てもいいけどワケ分からないよ。



「どうも、わーたーしが、アラキスでした」

「過去形なのか」

「いえ現在進行形でアラキスですけどね。さて、変わったお客さんだ。この神殿領に何用でしょうかね」

「あぁ、実はここの神殿に先ほどお邪魔してきたんだが

「存じております。天井裏からそっと熱視線で見守っていました。ソレイユ司祭なーかしたなーかした」

「あぁこいつダメなタイプの変態だ」

「失敬な。ともあれ、あなた方は運がいい。今ちょっと外に出ている人たちがあの場にいてソレイユ司祭泣かせたら、大乱闘スマッシュアドベンチャーズ状態になっていたところですよ」

「お、おう」

「ねぇ、ソレイユは司祭位とか持ってないって言ってたけど、あなたは司祭って言ってるのね?」

「私としては、神殿領のトップなんだから教皇とか名乗っていもいいと思ってるんですけどねぇ」

「それはいくらなんでも四方八方に喧嘩売り過ぎだろ」

「あなた方に言われたくありませんがねぇ。四方八方で人々の友情という名の手を振り払ってきたあなた方にはねぇ」

「――」

「―― 振り払ってないよ。また、手を繋ぐ時のために」

「今はひとたびの別れを、というわけですか。まぁモノは言いようというやつですな」

「やれやれ、うっかりお前さんのペースに呑まれかけたよ、アラキス。
 ヤクザもんと呼ばれちゃいるが、神殿領を裏から支えている二本の腕の片割れ、調べの長アラキス、か」

「ふむ、それなりに私については調べてきた、というところですか」

「まぁそんなところだな。さて、単刀直入に言うが、俺たちはクリスタルパレスを探しに来た」

「探せばよいではないですか」

「急いでるんだ。知ってることがあれば教えてほしい」

「ムシのいい話ですな。ソレイユ司祭がヘソを曲げたら我々も大変なんですよ。
 あなた方に協力する謂われはないと思いますがね」

「文献を調べた」

「はぁ」

「ここは降水量が少ない地方だ。渇水に強いバク麦も育てるのは難しい」

「畑を見てきたでしょう。この神殿領には井戸と用水路があるんですよ」

「ふむ… では質問だ。井戸が掘られたのは最近では七年前だ。だがバク麦の収穫回数は?」

「――そんな記録、ウチは残してないはずですけどねぇ」

「すぐそばにある有力な土地の状況を記録していないわけがないだろう」

「あぁ、なるほど。ガレリアの方で調べましたか」

「ガレリアの盗賊ギルドと、この土地と、かなり深い関係があったようだな?」

「さて、どうですかな」

「それとも深い関係にあったのは、土地じゃなくて―― っと、話が逸れたな。水とバク麦の話だ。
 では、もうひとつ質問だ。クリスタルパレスに誰かしらが入ったの、いつが最後だ?」

「あなたのような勘のいいオッサンは嫌いですよ、と言うべきですかね」

「まぁ、クリスタルパレスの場所は分からなくても、そこに何があって何が起きたのか、については詳しい奴がいるんでな」

『ふふふのふー。このエンぷーさまにかかれば… ってそれはともかく、アラキスさんとやら、どこかでお会いしたことありません?』

「…… うーん、新手のナンパでしょうか?」

『あ、やっぱいいです勘違いでした』

「まぁナンパについてはあとでじっくりやってもらうとして」

『おい!?』

「七年前のクリスタルパレスで起きたことを、二度と起こさせないよう情報を提供する。
 代わりにクリスタルパレスの位置を教えてほしい。これでどうだ」

「…… よさげに聞こえますが、その判断をするのは、このアラキスではないですね」

「まぁ、そうだな。ソレイユたちが当事者ならそっちが判断すべきなんだろう。
 だが今のままだと取り付くしまもなさそうなんでな。口利きをお願いしてもいいか」

「…… クリスタルパレスのことは、ソレイユ司祭とあなた方の間で情報をやりとりすればいよいですが… 仲介するこのアラキスに何の利も無いのでは?」

「アラキス」

『おーっとここで謎の新キャラ登場! エルフっ子が乱入してまいりました!』

「誰に説明してんだよエンぷー」

『キャラ台詞だけだと誰が誰か分かりにくいですからね!』

「何の話なんだ…」

「アラキス。この話、受けて」

「どうしたんですかイゾルデ。いったい貴女になんの得が。というか寝床から出てきたのも何年ぶりって勢いですね」

「レブライ・オリジナルにもっとも近しい者、エンプス・レブライ」

『えっ いや、僕はただのエンぷーなんで』

「驚いたな、こいつを知ってるのかイゾルデさんとやら」

「古い知り合い。の、弟子」

『ええっ 僕は全然あなたを知らないんですけど!』

「いろいろ聞きたい。一晩そのホムンクルスを貸してほしい。そうしたらアラキスから神殿に話をさせる」

「ふむ… 整理すると――
 エンぷーを一晩貸し出せば、アラキスがソレイユたちへ口利きをしてくれる。
 で、ソレイユたちとはクリスタルパレスの位置とそこにある物の使い方の情報を交換する、ということか…」

「あ、クリスタルパレスにある物の使い方は私も知りたい」

「まぁ、その辺はついでになるわけだが…」

『僕の身の安全とかその辺は?』

「さて、どうするかな」



 ゼロ は いけん を もとめている
 コマンド??

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コメント

現段階での、他の伝は思い浮かばずといったところ。

コマンド>>
ユゥリィ:「 お願いしてみようか? あ、エンぷーは無事に帰してね? 」

続きが気になっております。おりますとも!

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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