ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

今年は少しだけ「あれから」の話


 毎年恒例のアレ。
 対象者以外は見ることかなわぬゆえあしからず。見てもいいけどワケ分からないよ。

 今年の対象者はかすかに広めです(見ているとしたらだけど)


「さて、ガレリアに着いたわけだが… あー… 腰がバキバキいうぜ」

「ふふっ 乗り物もいいけど、ずっと乗ってると体固まって疲れるね」

『あの絶え間ない振動が途中から地獄の苦しみになりますよね…』

「お前ホムンクルスのクセにそんな細かい感覚あんのか」

『というかですね… 連日歩きと行商やらなんやらの馬車の乗り合わせでぶっ続け一か月以上とかタフすぎでしょ! それで一年近く移動とかなんなんですか!? アレですか、旅が俺の生きる道とかそういうこと言っちゃうタイプですかハッふざけんじゃないですよやってらんないですよ断固休暇を要求します!』

「ずっと歩いても良かったんだが… そもそもを言うとだ」

『あっ なにか耳を塞いだ方がいい気配』

「お前さん、クリスタルパレスなら瞬間移動で行けますよ!って言ってたよな?」

『あ、あーあーエンぷー聞っこえなぁ~い』

「でも何かしらの事故… おそらく位置が変わったか何かで行けなかったんだよな?」

『らーらーらららー』

「で、他に移動手段らしい移動手段もなかったんだよな?」

『くっ… しかし片道でこれほど時間がかかるとは… こんなことなら一年待ってスカイエッジへアクセスすれば良かったんじゃないですか』

「クリスタルパレス行きを強硬に主張したのはお前さんだろ。いい加減諦めろ」

「それに、地図が正しいとすれば、クリスタルパレスはたぶんこのイゼルフェーン州にあるよ」

『なんですってもう目的地近くというわけですかそれを早く言ってくださいよヤッターもうこんな旅暮らしとはオサラバだ!!』

「… まぁ、俺だってただ毎日ひたすら移動するだけってのはアレだから到着そのものは喜ばしいけどな」

『嘘つけ!しょっちゅうあっちこっち寄り道してたくせに!』

「そりゃ、近くに来たら知り合いへあいさつ回りとかいろいろあんだろ」

『なんで妖怪ワールドにまで顔出してんだよ!?』

「はっはっは。さて、地図によると、だ… このガレリアの外れ辺りになるようだが…」

「ちょっと駅の人に聞いてくるね!」

「頼む」



「で、どうだった」

「えっとね、地図のこの場所は廃屋街っていって、ガレリアの街の外になるんだって」

『廃屋街。つまり遺棄された市街というわけですか。如何なる理由で廃墟となったのか。都市設計者としてはなかなか燃えるものがありますね』

「人は住んでるの。その… なんというか、市民とは認められてない、みたいな」

『はぁ!? はあぁぁ!? もひとつおまけにはあぁ~ぁあ!? 人いんの!? なんで街から締め出してんの!? 馬鹿なの死ぬの?』

「俺らに当たり散らしてどうすんだよ。俺らに罪はねーよ」

『うっわ~ないわー… 人住んでんのに廃屋街とか失敬すぎやろ… なんなんこの街… アカンやん… エンぷー今めっちゃショック受けとるわ…』

「なんで訛ってんだよ。ほら行くぞ。いろいろやるにしてもクリスタルパレス探すのが先決だろ」



「廃屋街、って言葉から連想される風景とはちょっと違うな。一面麦畑なんだが…」

「これ、バク麦っていう珍しい種類の麦ね」

『普通の農村に見えますね。廃屋街などというおどろおどろしいネーミングから受けるイメージとは程遠い』

「お、人がいるな。ちょっと話を聞いてみよう。おーい、すまんが、ここらの人かな」

「んー、なんだいあんたら。神殿領になんか用かい」

「神殿領? 街の人間には、ここは廃屋街、って聞いてきたぜ」

「あー、ガレリアの領主はここは廃屋街だって言い張ってるみてぇだかんな。んなことより、あんたらは何もんだい」

「ただの旅人だよ。怪しいモンじゃないさ。
 ちょっと探してるモンがあって立ち寄ったんだが… この土地に詳しい人を教えてもらえないか」

「あー、詳しい人かね… そうだなぁ、ネレウスんとこのアラキスの旦那か、司祭様のところかねぇ…」

「そういえば何の神を奉じた神殿なんだい? ト・テルタ神だったりすると話早いんだが」

「ん? アルカーナさまとウェンターナさまと、あとテウさまだな」

「え? 神殿が3つあるのか?」

「いやひとつだが」

「やべぇさっぱり状況が分からねぇ。じゃあアラキスの旦那っていうのは?」

「この土地のヤクザもんの大親分よ」

「ヤクザもんか。そりゃー街の外にある人の集まる場所なんつったら、いるだろうなぁ」

「そういう人はきっと土地のことに詳しいよね」

「そうなんだよ。幸い、といっていいかどうか分からないがここの神殿はト・テルタ神殿ではないから、しがらみ的なサムシングも無いと言えば無い」

『そういう連中に話を聞きに行くツテでもあるんですか?』

「ガレリアの街にいろいろ知り合いがいるから、そっちからたどれるだろ。こんな近くにある地域の裏社会が繋がってないとか、ないって」

『うわこの人完璧にヤクザもんの思考ですよ』

「というわけで、どっちに話を聞きに行こうか?」



 ゼロ は いけん を もとめている
 コマンド??

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コメント

「 取り敢えず、表の方に顔を通しとくのはどうかな? 」

というわけで、司祭様をチョイス。
PL的な下心に、理由をくっつけました、はい表の方からー!

今年もわくわくしてきましたね!?

哀れえんぷーw

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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