ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

今年もキーワードを動かしつつ続きの続きの続き

 毎年恒例のアレ。
 続き。対象者以外は見ることかなわぬゆえあしからず。見てもいいけどワケ分からないよ。



「こいつは…」

「何か分かったの?」

「分かったつうか、精霊力が満ち溢れている。こんな洞窟に風の精霊まで…?」

『フッ それだけではありませんよ。マナ濃度だって濃密です。エシュリナやエリュミテとは出来が違うんですよ、出来が』

「エシュ… 誰だ?」

『フッ 秘密です!』

「お前な、いい加減学べよ」

『やめて! 両手をぐーにして迫るのやめて! この場所を吐かせてまだ足りないの!』

「あーまったく足りないな。腹が減ったつーから、情報を提示する代わりに食糧を寄越せつって携帯食全部食い尽くした癖にロクに情報を開示しないんだから足りるわけないな」

『… まぁそれにつきましては後ほど改めて話し合いましょう』

「だが断る」

『ちょっと、奥さん! 旦那さんすっかり暴虐モードなんですけど止めなくていいんですか!』

「(笑顔)」

『あ、なんかすっごい怖い笑顔』

「あのね、食糧が無くなって、戻る時間を考えたら、もう幾らもここに居られないから」

『い、居られないから?』

「手早くしゃべってね☆」

『あの冷え切った視線…っ 私侮蔑されてるっ 悔しいっ… だけど感じちゃう!(ビクンビクン)』

「んじゃ吐きやすいように手っ取り早く踏むぞ」

『やめれぇー! それ違うモノ吐いちゃうー!』





「クリスタルパレス?」

『そうです。師匠たる魔術師はクリスタルパレスなる地で完全なる生を目指して研究を重ねておられました。そしてその4人の弟子は、その研究と並行して完全なる都市の研究を進めていたのです』

「完全なる都市、ってのは?」

『人が人らしく生きていくためには何が必要か。外部に依存しない完全なる自給体制、完全な労働力、そこに住まうは完全なる人、師匠の研究が完成したならば、恐らくは不老不死がもたらされる。そんな素晴らしい都市が研究テーマなのです』

「それって…」

『まぁコメントは待ってください。賛否あるでしょうが、とりあえずそういうテーマで研究を進めていたわけです。そしてここにあるのはそのクリスタルパレスへの直通ゲートなわけです』

「それならマナが濃密なことは説明がつくが… この精霊力はなんだ? 見たところ何かで縛って強引に使役しているようにも見えないが」

『そこがスカイエッジを作り上げたエンプス・レブライの天才なところってわけですよフフフフン♪ このクリスタルパレスに通じるゲートが膨大なマナを発していることを利用し、精霊たちを惹きつけやすいような環境を魔法で整え、精霊たちが気分よく働けるようエレメンタルランドで僕と握手!世界に冠するヒーロー、ウィッキーマウスとツーショットだって撮れます!』

「ウィッキーさんもう70越えてるんだぞ勘弁してやれよ」

「そういう問題なのかな…」

『そして精霊たちの力を借り、スカイエッジの環境に活用! 天空の彼方に在りながらも快適な空間を貴方に提供!』

「完全に外部に依存してるんじゃないか?」

『はっ?』

「精霊力で環境維持してるんだろ?」

『えっ いや、そうじゃなくて、ほら、その外部からの供給とか要らないよって意味だし』

「ここのゲートも精霊力に必要なんだろ? ここぶっ壊れたらスカイエッジどうなるんだ? 聞いたところ、絶え間ない精霊力の供給が必要そうだが」

『えっ …えっと …あれ!?』

「つうか、そこに問題発生して今回のことが起きてるんじゃないのか? 違うのか?」

『…』

「聞こえてるかーエンプス・レブライ」

『OK、ちょっとショックを受けてましたが、大丈夫、聞こえてます。エンプス負けない。アレだ、マナとか精霊力とかは自然にありふれてるものだから、そういうものの供給は別個ってことで、ひとつ、ね』

「そうかそうか。そんじゃま、とりあえず、惜しいが今シーズンは下山だな」

「そうだね。来年の夏前までは氷の精霊力が強くなりすぎてここに居られないし、また再チャレンジしよ」

「収穫は大きかったし、な」

「うん」

『あれ、それでどうして私の首根っこを掴んでるんでしょうか』

「とっとと起きてる問題解決して山降りっぞ。手が必要だろ?」

『それはそうですが、だからといって私をそのまま拉致るというのはどういう』

「食糧代だと思え。俺らが重い荷物持ってここまで登ってくるの、どんだけ苦労すると思ってんだよ普通なら許さんよ絶対に許さんよ」

『は、はい…』



 結局引っ張るしまつ
 あと一回だけ続くんじゃ。

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コメント

…つながってきましたね!目が離せません(わくわく

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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