ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

今年はちょっと懐かしいキーワードを入れつつうっかりもうふたつ続き

 毎年恒例のアレ。
 今回はちょい連載。対象者以外は見ることかなわぬゆえあしからず。見てもいいけどワケ分からないよ。

「メリー ケネス=エリ」

「メリー ケネス=エリ!」

「さすがにこの状況でプレゼントは用意していない」

「あははっ 私も」

「そろそろ食料も尽きる」

「こう吹雪いてると狩りをするのも難しいね…」

「前から言おうと思っていたんだが」

「うん」

「求めてる手がかりを見つけたが最後、矢も楯もたまらずに飛び出すのはなんとかした方がいいと思う」

「えー。しっかり準備したけど…」

「時期を見ろっつっとるんですなんで真冬に寒いローファを目指してるんですおかげでもう五日間吹雪の中です!」

「本当に寒いし雪ばかり降るんだね」

「まぁ海沿いのルートは豪雪帯らしいからな。だからといって山の中を通るのもきついだろ。基本、冬の間はフソウからローファに行くのは厳しいんだ」

「この辺の雪はフソウの雪よりも細かいものね」

「気温が低いってことだな。この雪に乗って舞うスノーマンタって生き物がいるらしいんだが」

「うん。五日前に聞いた」

「あれ?」

「で、せっかくだからスノーマンタ見ていこうぜ!って言って街道外れたの」

「… んんん?」

「五日間吹雪の中を彷徨っているのはなぜでしょう。ふふっ」

「アレレーおっかしいなーじゃあ彷徨ってるのは俺のせいかー」

「あははっ まぁなんとかなるよ、きっと」

「ふむ。では名誉挽回のためになんとかしてご覧に入れようか」

「?」

「五日間彷徨っていた甲斐があった。それっ」 ピィーッ

「うわ、なになに!?」

「こいつがスノーマンタさ。精霊語が通じるらしいぜ」

「今、口笛で呼んだの!?」

「ふふん。実はさっきから使い魔のタマキを飛ばして辺りを見ていたんだ」

「あははっ なーんだ」

『しょうもねーおっさんじゃのう。せこいこと考えおって』

「なっ!?」

『で、なんの用じゃ。わざわざわしらを探しておったんじゃろう』

「まさか普通に会話できる知能があるとは…」

「どうしたの? 精霊語で話してるの?」

『これは美しいお嬢さん。どこへなりともお供いたしますぞ。さぁ我が背に』

「ちょっと待て、この展開なんかデジャヴュだぞ! 去年フソウに来た時もたしかこんな」

『なんだおっさん、おぬしこのお嬢さんのなんなんじゃ。わしの邪魔をする気か』

「なんで精霊語話す奴はこんなのばっかりなんだ!」

「どうしたの?」

「いや背に乗せてくれるつってるんだが選り好みをしやがっ」

『背に乗せるインセンティブを要求することのどこが悪いんじゃ』

「あははっ なんだかまた仲良くできそう? じゃあ一緒に乗ろう!」

『えっ』「しゃーんなろー」

『ムカついたからお前は口でくわえていく』

「… お前平たいから上と下で完全に隔絶されちゃうよな…」



 この後吹雪の中を颯爽と飛んでローファに入りました。
 ふかふかのスノーマンタの背中に乗ってる人はともかく、くわえられてる方は氷柱の気分だったとかなんとか。

 今年は年末仕事が忙しくて絵はつけられず…
 何はともあれよいお年を。

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コメント

おつかれさまです!良いなあスノーでマンタ。ふかふかなんだろうなあw
相変わらず楽しそうな道中です。うへへありがとうございますよう!w
いい年が迎えられそうです。良いお年を!

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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