ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

安倍さんがカレー食った


 3500円のカレーが庶民感覚からの欠如かどうかはともかくとして、安倍さんがカレーを食った! と大変驚愕せざるを得ない。
 なにせ潰瘍性大腸炎である。
 身内がこの病気を患っているが、難病に指定されており、そして大変きつい食事制限がある。油も繊維もダメ。カツとか冗談ではない。下痢どころか血便と発熱、倦怠感のトリプルパンチを食らって仕事ができる状態ではなくなる。その安倍さんが景気づけとはいえカツカレーを食ったのだ。これはもはやミラクルの域。どういう状況なのかと思ったら病状についての対談を見つけた。
 画期的な新薬が登場して病状が改善したとは聞いていたが、まさか内視鏡の検査結果が「何もない」 になるとは。この病気でここまで寛解(潰瘍性大腸炎は基本的に完治しない) するとは思わなかった。すげぇ。新薬すげぇ。政治家、そして恐らく総理まで視野に入れて安倍さんが「やれる」 と判断するくらい精神的に余裕が生まれたほどに病状が改善しているというのは、同じ病気に苦しむ人々にとってどれだけ強烈なメッセージになることか。

 ただ、これをして再発の懸念、ひいてはまた職務遂行できずに辞職する不安があるとして安倍さんの総裁就任に疑問符を浮かべるのは、まぁ分かる。本人がどれだけ自信があったところで、完治しない難病だし。ただ、最初の辞職時に仮病を使って総理職を投げ出したと叩いた人は土下座してしかるべきだし、今度もまた途中で放り出すんでしょ的に叩いた人はまぁ、少なくとも難病患者が病気を克服して社会復帰することについては否定的だということかな。四国の県議とか特に酷かった。この人まだ県議やるんだろうか。どの口で社会福祉を語るんだろう。

 マスコミでも安倍さんに辛辣な空気がけっこうあるが、安倍さんの総裁就任は難病を克服しつつあるミラクルストーリーでもある。そういう視点でのフォローや特集はないものなのだろうか。安倍さんもしょっぱなからマスコミを挑発しているので、そこはどうなんだと思わないでもないが。マスコミをうまいこと使った方が政治生命は伸びるに決まっているわけで。

 それと、今回の総裁選は地方票が多く集まった石破さんが国会議員のみによる決選投票で安倍さんにまくられたため、地方無視という声が多く上がっている。でもルールは事前に公開されていたし、石破さんは党内で本当に人望ないんだよなと嘆く人(党員) もいたので、まぁしょうがないね。

Android機きたよ - Nexus7 その3 -


 国内で販売されてから感想っていうのもハズした感強いよねっていう(独白)

 8G版を購入して、ストレージはオンラインストレージがあるからいいやと思っていたけれども、なかなかどうしてエンタメ目的で使っているので電子書籍やら画像やらゲームやら動画やらを放り込んでいるとあっという間にストレージ枯渇。モノは普段オンラインストレージに置いておいて必要なときだけダウンロードすればいいよね、と思っていたのだが、搭載しているeMMCの問題らしく、容量が枯渇すると空いているメモリを探す作業の回数が爆発的に増加してパフォーマンスが低下する。らしい。搭載しているeMMCの問題というよりeMMC共通の問題でないかな。
 よって内部ストレージは多めの方が良いので国内版が16Gしか選択できないのはかえって良かった。MVNO回線との抱き合わせNexus7セットの場合は8G版になるようなので、残容量が2G程度になったら注意されたい。まぁ8G版だと6G弱しか空いてないけどね。16G版だと3G以上は空けておいた方が良いみたい。
 で、現在マイNexus7の空き容量は1G程度。あかんやん。さぞかしパフォーマンスが低下しているのだろう。サクサク動作して快適さは微塵も損なわれていないが、低下しているはずである。低下していないはずが無い。でも別に困っていない。
 もともと素のAndroidしか搭載しておらず、キャリアのカスタマイズが無いため、動作が軽いのはともかくとして、メーカであるASUSもAndroidのチューンナップには定評がある(解像度1920×1200なタブレットであるAcer製Iconia A700とASUS製TF700を並べて動かしてみると一目瞭然)
 またOSもAndroid4.1であるJB(JellyBean) を搭載しており、4.1からようやく画面を60fpsで書き換えるようになったこともあって目に見えて動作の滑らかさが上がった。あとGoogleNowが地味に便利。天気予報は何故か悪天候ばっかり表示してくれるが、ふとネットに繋ぐとそこから自宅までの経路が勝手に検索されていたりカレンダーの予定が表示されていたりと、余計なお世話だコノヤロウ次もよろしく頼むくらいの勢いで和む。
 このGoogleNowは端末を何度も同じ場所でネットに繋いでいると、現地周辺の情報やら渋滞状況やらも通知してくれるようになるので、Nexus7を生活ツールとして使いたい人はWifiスポットやモバイルルータ、テザリング可能なスマホなどと一緒に運用すると良い。
 端末のスペック的にはクアッドコアのTegra3がCPUということで、処理速度には問題を感じない。クアッドコアがフルに動いている状況というのもそうそうないだろうが、試しに3Dゲームなどをやってみると思ったよりもずっと快適に遊べるので、さすが3Dに強いTegra3という感じではある。いろいろ叩かれることが多いCPUだが、フツーに使っていればフツーに使える。昨今のモバイルCPUのMAX性能などそうそう必要になるものでもないし、巡航運転ならどれもオーバースペックですらある。

 7インチ端末としては比較的(ちょっとだけ) 軽量でバッテリ容量は多めなので、カバンに放り込んで持ち歩く分には大して負担にならない。液晶はそこそこ綺麗。文字色がちょい薄めに出るかなという気はするが、普通レベル程度に綺麗なディスプレイだったらなんだっていいよ、という人ならまったく問題はないだろう。
 価格は19,800円と、通貨レートで見ると249$で販売された16G版の価格ほぼそのまま。Googleが販売店に卸売りして国内での価格が高くなるのではとやきもきしていた人たちを安心させてくれた(その代わりGooglePlayStoreから購入するとFedexで輸送されてくる)
 端末の造り自体はあまり良いものではなく、2万円相当といえばその程度で、ディスプレイのガラスが「縁の部分を押し込むと若干押し込める」 程度の品質(ガラス浮き)。これはこちらの方法で改善できる。もっとも、特に気にしなければまったく気付かないくらいだし、気付いてしまったとしても問題が出るほどではない。

 当初自分は「日本の技適を通っても国内販売されるとは限らないっていうか今までのNexusシリーズは全部技適通ってるけど国内販売されてないから日本では出ないっしょ。出たとしてもGoogleが直販する販路ないから高くなるよはっはっはー」 などと言っていたわけだが、Googleが直販であるGooglePlayStoreを日本でも開設したため、何の問題もなかった。そりゃそうだわな。ごめんなさい。

 そういえば、いろいろと探し物が好きな人たちがGalaxyNexusの日本語ページを探し出して「まもなく4.1にアップデートします」 と書かれているのを触れ回っていたが、現状通常の手段でGooglePlayStoreからGalaxyNexus販売ページには飛べないため、これは単に外国用のページが和訳されているだけだろうと推測。そもそも国内で販売されているGalaxyNexusはdocomoのキャリアモデルであってGalaxyNexusというよりSC-04Cだ。4.1が来るとしてもそうとう先の話になりそうだ。

物欲の秋


 iPhone5が出たが、当然のようにスルーを決め込む。
 LTEエリアがまだ狭いこともあるけど、店頭で触った限りでは4Sとほとんど変わらないし、iOSはAndroidと違ってUIが機種ごとに違ったりもしないので、いつもの見慣れたアイコンが羅列してある代わり映えのしないホームだしで、触ったあとは明らかにiPhone購入欲は減退していた。最初っから無いに等しい購入欲ではあったが。

 一方でこの秋、docomo秋モデルということで最新スペックのAndroidが登場してくる。
 が、キャリア発の端末には今のところ興味なし。夏モデルのZETAが使いやすく、スペックも充分なのでいわゆる生活用メイン端末はこれで行く予定。
 au回線ではISW11Fを持っているが、WiMAX端末は今後ルータにシフトしていくようなので、これはこれで貴重品になる気がする。LTEの普及はまだまだこれからなので、エリアが広く、高速のWiMAXは重要。もしauの冬モデルにWiMAX対応のWindowsPhone8機があったら即座に機種変更したい。まぁWP8は出るにしてもLTEだろうし、恐らくdocomoになりそうだが。

 では遊び用、あるいは所有欲を満たす端末というところではどうか。
 GalaxyNote2がかなりのスペックで登場してきそうだが、個人的には解像度が減少しているのがネック。もちろん一般的な1280×720になったことで対応アプリなどは増えていいことはたくさんあるのだが。個人的には見送りかなと。
 OptimusVu2も面白いが、初代VuからスペックアップするのがCPUとRAMくらいで、しかもCPUは夏モデルと同じ。ビューアがメイン用途の機種なのでそれでも充分ではあるのだが。
 一番面白そうなのがPadFone2。もちろん言わずと知れた合体変形浪漫機種だが、スペックの方も秋モデルでdocomoが繰り出す最先端スペックOptimus Gに匹敵するスペック。これでタブレット時の解像度がWUXGAクラスなら財布の紐を千切り飛ばして購入しかねない。

 が、冬に向けてSurface貯金をしなくてはならないので、物欲の秋はなかなか悲しい秋になりそうだ。
 などと秋の入り口で呟いておく。
 秋の出口でどうなっているのか、自分でも見ものだ。

今年はちょっと懐かしいキーワードを入れつつ

 毎年恒例のアレ。
 今回もちょい連載。対象者以外は見ることかなわぬゆえあしからず。見てもいいけどワケ分からないよ。

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中国が盛り上がってる(内輪で)

 内輪で、とタイトルに書いたけどなぜか呼応して盛り上がってる国内の日本人がけっこういたりするのがアチャー感満載なんだけど、何にせよ中国にお住まいの邦人の皆々様、及び邦人と仲良くしている方々は暴動にお気をつけください。

 まず大前提として、民主党とっとと政権から滑り落ちてしまえという願望を持っていることは表明しておく。それはそれとして尖閣問題としてこの暴動騒ぎを眺めた場合、意外と野田政権は上手いことやってるんじゃないかという印象。

 尖閣諸島については、もうみんな知っていると思うが、都知事の石原さんが地権者から尖閣諸島を購入しようとした → 政府が国有化した、という流れとなっている。
 もともと尖閣諸島は日本が実効支配しており、中国が日本政府にキャンキャン噛み付いて領有権問題があることを世界に知らしめようとする → 日本ドスルー というサイクルが安定して回っていたのだが、石原さんがギャースカ騒いだおかげで一気に日本の国内世論に火がつき、問題を争点化したい中国としても願ったり叶ったりの状況になって、石原△という声とは別に、石原わざわざ中国の相手すんなボケという声も大きい。実際その通りだとは思う。実効支配してる側がわざわざ相手してやるとか、漁船団を繰り出すくらいしかできずにスルーされ続けていた中国としては泣いて喜ぶ状況。
 が、本来これは最初から日本人が所有している土地を都が購入するという民間での商取引でしかなく、やっていることだけを見ると無理筋の話ではない。中国としても日本国内の商取引のことにそこまで強いメッセージを発することは難しい(現状維持~漁船団を増やすくらいの対応) しかしながらここに国が出てきて国有化と言ってしまうと、問題のレイヤーが上がる。民間の商取引ではなく、日本国が日本国の権限でもって尖閣を日本国のものであると宣言したわけで、中国の面子がプチッされてしまった。幾ら民主党政権がスカタンだとしてもこれを想定していないわけはなく、明らかにこれは「仕掛けた」 動きなんじゃないかと。
 仕掛けられた中国としては当然行動に出るしかないわけだが、尖閣周辺は軍事面で行動に出るのはいささか難しい方面。戦力的にも日本を圧倒できているわけではないし、空母配備したことでアメリカの逆鱗に触れている。内政面もゴタゴタしている時期で、結局反日プロパガンダを打つくらいしかなく、起こるべくして起こったデモは中国が自分の足を自分で撃ってるようなものなので、激化されるのは非常に困る。こういう中国が動きづらい時勢を読んで「俺は本気になりました」 と国有化に踏み切った野田政権はけっこうしたたかなのかもしれない。
 よく「弱腰」 と言われている野田政権の尖閣対応だが、こんな感じなんじゃないでしょうか、というところをまとめてみた。


 次に、以下よくある戯言について。

「尖閣は日本の土地なのに上陸した日本人が怒られるのはおかしい!」
→ 地権者(政府) が「入るな」 つってんのに無理くり立ち入ったらしばかれるのは当然である。お前それ隣の家で同じ事やってみ。

「尖閣に上陸した中国の活動家は無罪放免になるのはおかしい!」
→ 不法入国した外国人は強制送還するのが通常の対応。他にどうすれというのか。捕まえに行った海保の人をぶん殴りでもすれば逮捕拘禁は可能だろうが、どうせ強制送還する。まさか強制送還が「無罪放免」 だとでも思ってんのか。

「政府は断固たる対応をすべきだ!」
→ 「国有化」 以上に強いメッセージって何があるのか言ってみ。尖閣については「古来よりうちの領土ですから特に領土問題とかないです」 というスタンスで中国をスルーしてきた日本政府が「改めて言うけどうちのだかんね? はい、日本国の土地、と」 と宣言して中国共産党の鼻柱にパンチ食わせたのが今の状況。

「漁船団がどんどん入り込んできてる! 政府の弱腰対応のせいだ!」
→ 違う。漁船団なんぞ何隻来ても(本当に千隻来ても) 相手にする必要がないから通常の対応に留めてるだけ。漁船が千隻来たところで軍事的に意味はなく、本当に漁業に来てるんだとすれば大幅にキャパを超えているのでまともな漁はできないと思われ、さらに燃料の無駄感が強い。政治的なメッセージくらいの効果しかないが、中国共産党ではなく漁船なので、個人レベルの嫌がらせにしかならない。むしろ日本政府が出る幕ではないのだ。

「漁船全部沈めろ」
→ 戦争を起こす気か。確実に戦争が起きるというわけでもないが、先に手を出したら中国側は大義名分を得る(そして中国は異常に大義名分にこだわる浪漫溢れるお国柄)
 問題は軍事行動を起こす際の目的。尖閣を占拠したところで維持できないなら意味はなく、そして日本の島嶼防衛は「(島嶼は守りにくく攻めやすいので) 取らせて取り返す」 なので、中国が尖閣を占拠→日本が奪還を狙う という流れになる。そして尖閣を占拠することに中国側がリソースを注ぎ込む意義を見出せないのならそもそもそんな軍事行動は起こせない。実際飛行場でも作らないことには軍事拠点として活用しようがないが、そのために防衛力とマンパワーと兵站を整えるにしては尖閣に軍事的な価値が薄すぎる(と思われる)

「中国では日本人がこれこれこんな酷い目に遭っている! 政府は対応すべき!」
→ まさかそれ国外で何らかの被害にあった邦人全部に適用すんの?帰国のための飛行機を飛ばすとかならやってほしいところではある。

「中国と手を切れ!」
→ 外交ってのは右手で殴りあいながら左手で握手をするもので、その手は絶対に離してはならない、ってのが二度の大戦で世界が学んだこと。よりにもよってすぐ隣にある大国と手を切るとか自殺願望でもあるのかと。

「チベットを見ろ! ああなりたいのか!」
→ いつから日本は中国に実効支配されていることになっていたのか。寡聞にして存じ上げない。チベット虐殺をダシにして中国を煽りたいだけだよね?

「あの暴動を見ても中国と付き合えるとでも言う気か」
→ そりゃ反日報道だけ見りゃそうなる。実際は暴動に対して理性的になれと呼びかける中国人も多く、日本人と仲良くしている中国人だって多い。なんでも一面だけ見て脊髄反射すればいいってもんじゃねーぞ。日本だって今回の件で中国人をいじめてるアホがいるわけで、それだけを見て「日本人の民度クソwww」 とか言われても微妙な気分だろう。
 もちろん暴動に参加している連中がアホか何らかの意図の煽りなのは間違いないが。


 まぁあの暴動については様子を見つつ気をつける、以上のことはできないっぽいところではある。デモについては許可を出しているのが中国共産党なので、「中国政府はデモをやめさせるべき」 とかは寝言。聞いているのか自民党の髭の隊長(佐藤正久 @SatoMasahisa 議員) 優秀なリーダーが優秀な政治家足り得るわけではないってほんとこの人見てて思う。田母神さん @toshio_tamogami もそうだけど。あぁ、田母神さんは別に優秀なリーダーでもなかったか。

 そんなこと言ってるうちに海自の護衛艦に出動要請が出たようで、いやー野田さん仕掛けるなぁ。

Apple発表会があったんだと


 年一回恒例のiPhone新型が発表された。あとちょこちょこ。
 今回は事前に情報が漏れ漏れだったこともあり、Appleがこんなに情報を漏らすはずがないからきっと事前情報はフェイクで驚きの発表会になるに違いない、いやAppleはジョブズ亡き後体質が変わったからもう事前情報でだいたい確定だ、いやいや事前情報が間違っているとは言わないが半分くらいだなどと賑わっていた。

 で蓋を開けてみたら事前情報と一寸たがわぬというつまらんオチだったというね。
 端末の進化スピードが速すぎて、一年に一度しかモデルチェンジしないiPhoneは情報を小出しにして話題を繋いでるんだなんて言われていたが、もう繋ぎだけで全部吐き出さないとダメなほど置いてけぼりになりつつあるのかもしれん。

 で、iPhone5だが、解像度が変態になってスペックが単純アップしてあとなんかあったかな。あぁ、接続端子の形状が既存のオリジナル規格を捨てて新たなオリジナル規格になって周辺機器メーカ涙目。既存の資産も変換ケーブルを使わないと使えず、ケーブルを使うとしっかり固定できなくなる系の機器を持っていた人たちは涙目。
 この辺の気持ちいいくらいに既存ユーザをナメた態度をイノベーションだと肯定的に捉える事がApple信者の義務。つかなんで業界標準のmicroUSBじゃいけなかったんだろうと思った人は信者度が足りない。Appleにとって業界とはAppleワールドのことでしかなく、その他に規格もメーカも無いというサンクチュアリのことだから、こんなもんは序の口である。

 iPhone5とくると気になるのは国内でどのキャリアから出るのかだが、これは早々にKDDI(au) とソフトバンクから出ることが明らかとなった。とすると、次はどちらのキャリアで買えばいいのかという話になる。
 今回のiPhoneの目玉のひとつはLTE対応。となるとどの周波数で対応してくるかというところだが、これは2.1GHz帯となる。ソフトバンクは2GHz帯のLTE整備をある程度進めており、KDDIは800MHzと1.5GHz帯のLTEを整備していたので、現時点での基地局数はソフトバンクがリードしている。とはいえ計画を見る限りではソフトバンクの2GHz帯も大した規模ではなく、しかも既存の2GHzを使用している3Gの基地局を削ってLTEに置き換えていかねばならず、その2G帯の3Gはかなり逼迫している状況なので、容易なことではない。最悪の場合、3Gが繋がらなくなってLTEも弱いというどうしようもない状態になることも予想される。基地局数でKDDIを上回っているからソフトバンク大勝利と言っている人もいるが、ちょっと待ったと言いたい。
 次にKDDIだが、もともと2GHz帯は3つのLTE周波数帯の中でもサブに位置づけられていたため、基地局数の整備は遅れている。が、KDDIの3Gのメインは800MHz帯で2GHz帯はかなり空いているため、既存の通信に負担をかけずに2.1GHz帯のLTEの整備を進めることができる。この辺の話はこちらに詳しい。
 ぶっちゃけていえば、サービスインした時点ではソフトバンクの方がLTEに繋がりやすいかもしれないが、KDDIがすぐに追い抜くだろうという感じ。
 さらに言えば繋がりやすいと思われるソフトバンクでも使い物になるほど繋がるとは思えない。docomoのXiサービスイン時はLTEが繋がるエリアを探すほうが難しかったが、それと同じスタート地点にようやくソフトバンクとKDDIが立ったということだ(KDDIの場合はAndroid用に800MHz帯と1.5GHz帯を使うと明言しているため、単純にLTEを使いたいならソフトバンクは完全に相手にならない。ここで言っているのはあくまでもiPhone5でLTEを使うときの話)

 あとはLTE以外の差があるかどうか。
 ソフトバンク版のiPhone5はHSPA+に対応ということで最大21Mの下り速度に対応している。が、HSPA+とは極めて大雑把に言えばHSPA(7.2M) の上限速度を速くしたようなもんで、混雑を解消するような仕組みではない。現状でHSPAで2Mしか出ていないならHSPA+になったところで速度はほとんど変わらないので、ソフトバンク版iPhone5はLTEエリア外なら今までと変わらない通信状況となるだろう。
 KDDI版のiPhone5はいわゆるWin High Speed(WHS) に対応しており、最大9.2Mの下り速度に対応している。これはもともと下り3.1Mの搬送波を三本束ねる技術で、それぞれで1Mの速度が出ていれば束ねることで3Mになる。元々下り3.1Mの状態でdocomoやソフトバンクより速度が出ていたKDDIなので、WHS対応のiPhone5はかなり快適に使えると思われる。
 そして何よりKDDI版のiPhone5はテザリング解禁。LTEでもWHSでもテザリングができる。LTEは元々3Gのオフロードの役目があるのだが、LTEが入らないところでテザリングされても回線は大丈夫という自信が垣間見える。ソフトバンク版iPhone5は現時点ではテザリングが塞がれている模様。そりゃ前述のような切り替え工事をしているなら解禁できんわな。
 以上のような理由からエリア・通信速度・テザリングの点でKDDI版iPhone5が有利と判断したい。
 もちろんCDMA 2000の特性上KDDI版iPhone5は通話とデータ通信を同時に使えないため、通話がかかってくればデータ通信が途切れてしまうし、通話中はネットを見ることもできないのだが、まぁこれはiPhone4Sのときにも言われていた。これで困ったという話を一度も聞いたことがないので問題ないと思う。KDDIのiPhone4Sがソフトバンクほど売れていないため、表面化していないだけという理由に挙げる人もいるが、初期ならともかく現時点でのiPhone4Sの月間販売台数はKDDIとソフトバンクはほぼ同じとのこと。

 さて、ここまでiPhone5についていろいろ言ってきたが、相変わらずプロダクトとしてはクソ。
 持ち歩くハンディデバイスにはストラップホールを付けろというのに。ストラップが付くケースを付ければ解決するとか、そんなことはiPhoneというプロダクトには関係ない。今回はiPhone4のようにハンディデバイスなのに両面ガラスで落下対策無しという狂気の沙汰ほどではないが、自慢のアルミユニボディの筐体には相変わらず落下対策はない。ストラップがかっこ悪いとかそういう問題ではない。落したら壊れるんだ。ストラップホール付けないなら落下破損による修理は無料くらいやれボケ。


 なんてことを言っていたらiPod touchがストラップホールをつけてきた。しかもカラバリを揃えてきた。これでiPod touchがiPhoneよりも優れたプロダクトだというのが誰の目にも明らか。
 もともとスマートフォンに採用されているAndroidやiOSはおよそ「電話」 には向いているとは言えない。通話機能がアプリで実装されている上にAndroidに関しては電波のシステム制御が甘く、そして昨今のスマホ全般に採用されているフルタッチパネルは電話に向いているとは言えない(画面を見ないと操作できないし、タッチ時に物理抵抗がないので誤打が発生しやすく、iOSに至っては誤発信を止める手段もない)
 であれば通話機能を外し、PDA的に使えばむしろ電話という重要な機能をオミットしたがゆえの自由を得て利便性が高まるのではないか。これを実現したのがiPod touchであり、Androidもさっさとこれを作ればいいのにと思っている(GalaxyシリーズがGalaxy Playerとしてちらほらと出してはいる)
 間違いなく今回のイチオシはiPod touch。


 iPod nanoはWalkmanと見分けがつかなくなったので、持っていると間違いなくWalkmanと呼ばれる。音楽プレイヤとしては上位のWalkmanに見間違えられんならいいんじゃないか(投げやりな感想)


 まぁこんなところ。
 正直Appleの発表会としては事前に全部漏れていてなんの驚きもなかったが、KDDIがテザリング解禁ということで盛り上がった。テザリングそのものの利便性よりも、初期の狭いLTEエリア以外でも使われる可能性の高いテザ解禁するだけの3Gエリアへの自信という意味で。
 これからiPhone5にするなら、エリアも通信速度も不安がないんだから素直にKDDIのiPhone5にしとけと言いたい。ソフトバンクの方が(通話しないなら) 多少安くつくプランを出してくるはずだが、そんなもんは通信の利便性の前にはカス同然である。

【続報】IKAROSが再発見されたらしい

 IKAROS再発見確定。

 IKAROSブログにて冬眠モード明けの報告があった。

2012年9月10日[更新] 
IKAROSの冬眠モード明けについて
IKAROSは、平成24年1月6日までに冬眠モード(発生電力低下による搭載機器シャットダウン)に移行したことが確認されていました。
冬眠モード移行後、月2回の運用ペースでIKAROSの探索を続けてきた結果、平成24年9月6日(木)にIKAROSらしき電波を発見し、同8日(土)にIKAROSであることを確認しました。
このことにより、IKAROSは冬眠モードから明けた(復旧)ことが確認できました。

現在のIKAROSの状態については、確認中です。

 やったぜさすがイカ坊。宇宙での冬眠ミッションとかいう前代未聞にして誰も挑戦すら試みない画期的かつ挑戦的で野心的(意訳:暴挙) な試みに成功しちゃったぜ。

 鳥肌がまだ収まらない。

【速報】IKAROSが再発見されたらしい




 えーと、あれだ。惑星間軌道で通信ロストした人工衛星を再発見した。
 はやぶさで一度やったとはいえ、今度は9ヶ月経ってからの発見。

 えーと、ちょっと言葉が見つからない。
 続報を待ちたい。

新しいKindleが発表されたんだと


 アマゾン新 Kindle 発表まとめ:Kindle Fire HD、Kindle Paperwhite 登場

 AndroidタブレットがiPadに対抗しようとするなら、まずは何を置いても価格。Nexus7が199$で出てきたとき、これが第一歩だと思ったものだ。
 そしてiPadが最も使われている用途はビューア。であれば、iPad並みの精細な表示を達成したところでビューアとして肩を並べることができるが、そこからiPadを上回るにはやはり携帯性を高める方向に行くのが手っ取り早い。つまり小型高解像度低価格だ。コンテンツも重要だが、まずハードとしてこれが条件になってくる。
 しかしソニーがソニタブの後継機Xperia Tabletなどと仰々しく発表してみたら相変わらずのWXGAだったり、高解像度(WUXGA) を売りにしたICONIA A700やASUS Pad TF700Tは高価だったり、Androidの旗手であるサムスンは一向に高解像度タブレットを出してこなかったり、東芝が出したタブレットはメインどころがWXGAだったりと、さっぱり追撃の態勢が見えてこない。199$帯を切り開いたNexus7は7インチという市場に限定すればいい勝負をしそうだが、iPadとは完全に住み分けている。
 そんなこんなでAndroid陣営が手をこまねいているうちにKindleが素早く手を打った。8.9インチでWUXGAで299$。画素密度はiPadとほぼ同等でiPadより小型で形態性に優れ、iPadより安い。KindleはAndroidベースだが、Androidの対抗商品。Android陣営がノロノロしているうちにAmazonに先を越された格好だ。
 Kindleの安さの秘密は言わずと知れたコンテンツ商売で、ハードは赤字で売り、コンテンツであるアマゾンで買い物をしてもらうという形。これはNexus7も同様のコンセプトだが、何せモノがアマゾンだけにマーケットが膨大。この路線で低価格帯を攻めてこられると、大したコンテンツを持っていないメーカ製タブレットは非常に苦しいことになりそうで、サムスンやソニーの動きが鈍いのもいたしかたのないところかもしれない。相手がアマゾンだとAppleもコンテンツでは勝負にならない。

 新しいKindleはタブレット市場を変えていくかもしれないなぁと思う次第。

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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