ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

HTC EVOを軽く触ってきた

 正確には「htc EVO WiMAX ISW11HT」 だが、誰がこんなクソ長い名称を使うのか。EVOで通じるだろうからEVOで通させていただく。
 EVOは元々HTCが開発した「htc EVO 4G」 という2010年春端末がベースになっており、当時は大画面・ハイスペック・何よりWiMAX対応の「4G(正確には3G+WiMAXなので4Gではないが、アメリカでは3Gプラスアルファはだいたい4Gと名乗っちゃう)」 通信が魅力の端末で、Googleのイベントで来場者全員に無料で配られたことでも有名。
 その評判はといえば、タッチパネルの精度がイマイチだしバッテリはすぐ尽きるし… ということであまり高く評価しない声も多かったが、それでも300万台を売り上げたと言われている(日本国内でこれほど売れた端末は恐らくiPhone4のみ)
 そのEVOがこの春、ほぼ一年遅れでauから出た。なんだ一年前のハイスペックかよ、もう時代遅れじゃないか、という向きもあるが、それでも世界で売れに売れたグローバル端末が日本に入ってくるというケースはそうそうない(XperiaにiPhoneにGalaxyシリーズ… くらい? ソフバンが何機種か飼い殺しにしているが… あああDesireシリーズもったいねぇ) そして一年前とはいえ、そのスペックはやっぱり今でも十分通用するもので、しかもandroid 2.2にスペックアップしての投入だ(グローバル版も2.2になってはいるが、アップデートしたのは割りと最近) ということで、ワクワクして触ってみた。

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だいち終了のお知らせ…

 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の電力異常について
 まだ運用終了が発表されたわけではないが、電力断は「みどり」「みどりⅡ」 と同じ事象。恐らく復旧は不可能と思われる。
 まさに被災地や今回の震災での地殻変動を観測していただけに、惜しい。惜しすぎる。その観測能力で世界各国に貢献し、表彰や感謝状を送られてきただいちが、今、必要なんだが…

 しかしだいちは設計寿命の3年を超えて稼動し、目標寿命の5年も3ヶ月前にクリアしていた。つまりこの故障を以ってだいちの運営と製造責任を責めることなどできはしない。だが、だいちの代わりとなる後継機は2013年度打ち上げである… これはどういうことか。目標寿命を遥かに超えたところに後継機の打ち上げが計画されているのである。
 これはおかしいとおもわないかね。おかしいよな。おかしい。だけど予算が無いんだよ。

 欧米の数分の1という宇宙開発予算で実績を残している日本の宇宙開発だが、予算がない分、どこかにしわ寄せが来るのは当たり前で、それはこうした無茶苦茶なスケジュールや冗長系の無さになって現れるわけだ(例えば、はやぶさならリアクションホイールは3基積んでいたが、これは本来なら冗長系として4つ以上積む)
 冗長系とは要するに「余裕」 のことで、これがないということは常に100%を強いられるということを意味する。
 震災による原発事故で計画停電が起き、いろいろ不便な思いをした人もいるだろうが、これは東電が今まで眠らせていた冗長系を復帰させ、その運用を開始するための準備が必要だったからで、計画停電はすぐに終了した。最も、これは余裕が無くなって稼働率が100%の全力運転に近づいてきているということで、常に100%で動いているモノなど危なくてしょうがない。つまり100%で稼動しているというのは終末の予言みたいなものだ。一切の故障や遅滞を許容できないのだから当たり前だが。
 が、日本の宇宙開発はこれが普通である。そしてそれはこういう「よりにもよって今かよ」 みたいな時にしわ寄せが来るもんなんだよなぁもう。災害対策を仕分けたら巨大地震が来ました、まさかと思っていた規模の津波が来ました、理屈は分かるがそうそうねーだろと思っていた原発事故が実際に起きました、そしてそうした自然の変化を観測し、今後の対策を行うために必要な観測衛星がなぜかちょうど寿命を越えたところでして、まぁ予定通り力尽きました。フルコンボである。

 敢えて言いたいんだけど、子供手当ての半額を防衛費、もう半額を宇宙開発に回してください。
 震災復興に回せ! っていう人もいるかもしれないが、防衛費も宇宙開発も、もはや国体を維持するための基礎なんだ。

なかなか時間がとれない

 平日は22時前後まで会社で仕事しているので、帰宅時にちょろっとあちこちに寄ってあれこれ弄ってくるとか、そういうことができないしブログ記事も書く時間がとれない。

 いちおうXOOMもEVOも少しとはいえ触ったので書こう書こうと思っているうちにdocomoの夏モデル発表まで一ヶ月を切っている有様。
 とはいえ夏モデルはすでにリークされまくっており、興味のある機種は今のところ無いのがなんともだが。ASUSのEee Pad Transformerが国内で販売されないかなぁ。

Android機きたよ - N-04C MEDIAS その4 -

 そろそろMEDIASのレビューも出揃ってきて、一通りの称賛と薄さ萌えの声が鎮まってアンチが騒ぎ出す頃合だろうか(どの端末もたいていこんな感じ。アンチが騒ぐのは発売前→発売後しばらくしてから→ディスコン時)
 まぁ通過儀礼みたいなものだし、MEDIASに問題が無いとは言わないし、それなりの台数が売れているようなので、いたしかたなしといったところか。
 今回はそんなMEDIASを一通り弄り回して得た知見や長所短所などをぽつぽつと。

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原発事故報道関連あれこれ

・原発事故がついにチェルノブイリと同レベルのINESレベル7だとか原子力保安院が言い出して、反原発厨(単によく分からないまま不安を煽って原発反対と叫ぶだけの層。 とりあえず誰の役にも立たない) 大喜びだが、そのチェルノブイリ事故を起こしたロシア(実際は旧ソ) のシャッチョさんから「いやよくて5か6でしょ。その程度で7とかありえないし。流出した放射性物質もチェルノブイリの1/10以下じゃん」 と横槍。
 確かにそれはそうだが、それは単にチェルノブイリが事故規模としてはぶっちぎりすぎてレベル6以上の事故としては他に事例もないし、とりあえず参考ポジ的な意味合いでしかないと思うぞ。たぶんチェルノブイリを30レベルくらいにすれば福島原発事故が7レベルでも収まりいいんじゃなかろうか。でも反原発厨としては「あのチェルノブイリと同じ!もうおしまいだギャー!」 って言いたいだけだったと思われるので、この案は支持されなさそうだ。


分かりにくい説明に憤りの声…レベル7引き上げ
 「初めから最悪な事故と思っていた。政府や東京電力の会見内容は、難しい数字が多くて分かりにくいし内容が食い違うこともあるので信用できない」
 ほう、ほほう、どういった理由で最悪の事故だと思ってたんでしょうか。最悪ってなんでしょうか。
 「難しい数字が多くて分かりにくい」 からこそ、政府は最初から「ただちにどうこういうレベルじゃない」 と極めて簡単な説明も付け加えてくれていたはずだし、それについては東大病院放射線治療チーム(@team_nakagawa)や東大の放射線のプロである早野教授などが色々な観測結果などの解説で裏付けてくれていた。
 が、説明する→難しい! 簡単に結論だけ伝える→信じられない! 情報が出揃って新たな事実と対策が判明する→話が変わった!嘘つき!
 あれか、とりあえず「もう最悪手が付けられない終わった」 って言ってほしくてしょうがないのか。それで誰が得をする。今の政府は情報の透明性という点ではそう悪くないと思うぞ。政府だけが情報を握っているわけではないのだから当然だが。むしろ原発に地震と津波と電源断と炉心一部溶融のハネ満を食らってなお、この程度で済んでいるということに世界中の専門家が驚嘆しているっつのにな。
 政府は言うことがコロコロ変わって嘘つきだ! って言う人たちはもう本当に理解不能。現場で事態は次々と推移していて、それによって行う対応も伝えるべき情報も変わってきているのに、ずっと同じことを言い続けろっていうんだろうか。アホじゃないのか。



・東国原氏:政府や東電は、チェルノブイリとの違いを丁寧かつ明確に伝える必要があります
 いや最初っから政府はチェルノブイリとはこんな風に違う、って説明してるよ? 騒ぐ人はそれを聞こう、分かろうとしないだけでしょ? とりあえずギャーギャー騒いだら気が済むんでしょ? そうやって騒ぐことで、福島がどれだけの風評被害を被るのか全然考えてないでしょ? どうせ1年もしたらこの事故のこともほとんど忘れるんでしょ? 当事者じゃないから。
 必要なのは正しい知識と、それに基づいた行動なんじゃないの。
 放射能!怖い!水危ない!コンビニの水買占め! こんなことやってる連中こそがもっとも風評被害を拡大させている。
 車や薬、あるいは工具など、ある程度のリスクがあることは誰でも知っているし、それを受け入れて使っている。なのに放射能に関しては即座に思考停止してギャーギャー騒ぎだすのが理解できない。自然界に放射能など幾らでも存在し、年間を通して人々は被爆している。放射能なんて別に遠い存在でもなんでもない。なのに知ろうともしないで騒ぐだけ。猿でもできるな。
 別に東国原さんだけのことじゃないよ。しんぶんとてれびの情報だけでぎゃーぎゃー騒ぐ人たちはみんな同じだよ。
 しんぶんやてれびは事態の8割以上を占める普通のことを報道しても何も面白くないから、残る2割の事象を拡大して報道する傾向にある。てれびで報道されたら眉に唾をつけて見るくらいでちょうどいい。報道されていないごく普通の8割がその後ろにあるってことを忘れずに。

Android機きたよ - N-04C MEDIAS その3 -

 なぜ今N-04Cか。
 5月にはdocomoの夏機種として防水版MEDIASが登場する。6月には発売されるだろう。そもそもMEDIASは防水タイプが本来の形で、まさしく究極のガラパロイドを目指していたと言われている。
 が、docomoから6月発売と聞いたNECが、ただでさえスマホでは出遅れているのに夏では遅すぎると急遽設計変更して市場投入したのがN-04Cだと言われている(真偽未確認)
 しかし防水機能を付加したMEDIASは、売りのひとつである筐体の厚み(というか薄さ)が7.9mmになるとされ、N-04Cの7.7mmから若干厚くなってしまう。それがどれほど持つ手に感覚としてフィードバックされるのかは分からないが、世界最薄の名は冠せない。今N-04Cを選ぶ理由のひとつが、間違いなくこの世界最薄の冠だろう。いずれ失う冠ではあるにせよ、同じ持ちにくさであるなら、どうせならめいっぱい薄い方がいいじゃん(後ろ向きな前向き発言)
 もうひとつ気になるのは防水加工による排熱の悪化。まだそれほどN-04Cが発熱する事態には遭遇していないが、動画などを連続視聴したときのN-04Cは大変ホッテストな端末であるという評価を見受ける。カバーの隙間という隙間がゴムパッキンでシールされる防水端末など、何をかいわんや。
 また防水MEDIASはSoCを800MHzから1GHzに仕様変更し、通信の下り速度も現行の7.2Mbpsから14.4Mbpsに増強され、さらにテザリング機能も開放されるという(噂)。そんなもん、バッテリがもつわけがない。
 N-04Cのバッテリは比較的持つ方だが、これはちょこちょこネットを使うとかtwitter を使うという、比較的負荷の低い使い方をしているときの話。動画もGPU支援が入るので、意外ともつ(Xperia arcよりもつ)。が、Flashサイトを見たり重いゲームしまくったりと、CPUを全開でぶん回すような省電力もへったくれもない使い方をするときは純粋にバッテリ容量の勝負となり、容量の小さいMEDIASには向いていないと思われる。
 そもそもN-04Cの購入に踏み切ったのは、CPUのクロックを控えめにして薄さとバッテリ寿命、そして第二世代Qualcomm製SoCによる省電力と動作の軽さをそれぞれ並び立たせた製品コンセプトに惚れたという点が大きい。バカみたいに豪華セットの端末も、それはそれで魅力的ではあるのだが、こういったコンセプトがはっきりとした端末には強い魅力を感じずにはいられない。
 とか言って防水版MEDIASがバッテリ容量も大幅に増量してきたらコロリと転ぶかもしれんが。

 Xperia arcと比べたら?
 映像というか液晶の美しさでは勝負にならない。それを重視するなら迷わずarc。MEDIASを選ぶなら、薄さであるとか、コンセプトであるとか、ガラパロイド機能であるとか、そういった部分に魅力を感じないと意味がない。単純にスペックだけでいうなら、MEDIASには薄さと重量以外で他機種に優越する部分はないので、なぜMEDIASを選ぶのか、という理由を自分自身にはっきりさせといた方がよさそうだ。


 他に良い点
 MEDIASはデフォルトUIもそこそこ使いやすいが、Goランチャーなどの動作の軽いホームを導入するとさらに幸せになれる。通知エリアに各機能のONOFFボタンが揃っているのはやはり便利。気が早いが、MEDIAS2がどうなるのか、今から楽しみである。という期待をNECに抱くくらいには、MEDIASを気に入っている。あとATOKがマッシュアプリに対応し、利便性が向上した。IMEとしてはやはりPOBoxの方が優秀だと感じるが、ATOKも優秀なIMEなので、製品版を積んでいるだけでアドバンテージと言える。

 改善してほしい点
 これは大体のユーザが同じ感想だと思うが、ハードボタンの押しにくさ。あとピンチ操作時の反応がかなり悪い。何度もピンチ操作を繰り返していると悪くない動きになるのだが、初回のピンチ操作に対する反応の悪さはドッキリレベル。普段の反応が悪くないだけに、何か悪いことをした気分になる。まぁピンチ操作ってほとんど使うシーンないけど。


 などと大阪に向かう新幹線の中からBlogを更新しているのはLYNX SH-10Bだが。

Android機きたよ - N-04C MEDIAS その2 -

 MEDIAS開封の儀。
 まずは箱。docomoのいわゆる一般的な箱ではない。

箱


 本体とコードその他。本体とバッテリとバッテリカバー以外はそのまま箱に戻される(Xperia用のコードで充電可能なため)

中身


 お約束。薄いでござる。薄いでござる。大事なことなので二度言いました。

お約束


 というわけでMEDIAS BLACK。Whiteも好きな色合いだったので、どちらか悩んだが、まぁ手に入ったほうが好きな色、ということで。

本体


 入手したMEDIASの電池を慣らすために、朝から晩までwifiをONにして常時接続状態にしている。そのためにwifiルータを起動しておくという非常にルータの電池にはよくない事態となっているが、まぁルータはこんなもんだ。
 で、朝7時時点で100%のMEDIASは、残業して23時前後に帰宅する頃にはバッテリ残8%。2日ほど同様の運用をしてみたが、減り方は同程度だった。使用頻度は行き帰りの通勤時にがっつりネットやtwitterでだいたい3時間前後。会社では昼休みに1時間ちょっと。休憩時間は合わせて30分ほどだから、4時間半ほどモリモリ使った計算になる。連続16時間電源ON(GPS、wifiともにON) でうち4.5時間はアクティブに動いていたわけだから、バッテリがもつかもたないかで言えば、まぁもつ方と言っていいのではないか。とはいえ、Xperia(SO-01B) と比べてどうかと言われると、Xperiaはこんな運用をしていなかったので比較しづらい。感覚的にはだいたい同程度。Xperia(docomo純正2.1) は度重なるアップデートの結果、国内のスマホではバッテリもちナンバーワンだと信じているので、それに比肩し得るのなら立派なものだ。

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Android機きたよ - N-04C MEDIAS その1 -

 えー、発売後約一ヶ月というよく分からんタイミングで入手。
 しかしdocomoの新料金プランはなんですな、SIMを抜いて置いておく塩漬け運用がしにくく、かつ初期費用が高くなったことで、今までの「スマホはガラケより安い」 という風潮を一発撃破。スマホが浸透してきたと思ったらこれだ。docomoさんもなかなかのもんやで。

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OptimusPadというよりandroid3.0をさわってきた

 OptimusPadいいなぁ、というかandroid3.0が予想外にスタイリッシュでかっこよい。OptimusPad(L-06C) はほとんど素のHoneycombを載せているんだと思うが、このUIは秀逸だなぁ。とりあえず見た目のインパクト的に。
 GalaxyTabを普段使っているが、OptimusPadを比較するとタブレットとしては完璧に別物。ギャラタブはどっちかというとデカいスマホで、OptimusPadはよりパソコンライクだが、iPadが書籍をイメージしているタブレットなのに比べると、OptimusPadは掲示板に近い。いろいろなものがホーム画面にペタリと貼れて、ホーム画面のままいろいろな情報を扱うことができる。ホームに置けるショートカットやウィジェットも相当な数になるため、一目で掴める情報量は既存のスマホやタブレットと比べたら段違いだろう。
 ためしにべったべたと置ける限りのものをホームに置きまくってみたが、特に動作に遅延などはなかった。さすがにデュアルコアに対応したOSといったところか。もちろんandroidなので、店頭に置いてあるモック機は弄られまくってモッサロイドになっている可能性があるが、個人で買って使う分にはそんなことはあまり気にせずともよいだろう。というか動作がめっちゃ早いっす。こんなクソ重そうな標準ホームなのに…
 とはいえ、この「早い」 はいわゆる「ヌルヌル」 ではない。単純に動作やアプリの反応が早いのだ。ホームのスクロールやブラウザをタップ&ホールドして振り回したときの挙動は普通にガクつく。そんなもんは別に動作速度に影響を与えないので、使用目的が「ヌルヌル動かしたい」 で無い限り特に気にする必要もないだろうが、やはり「iPad2の方が早い!」「iPad2はXOOMの2倍のベンチスコアだし、速度は比べ物にならない」 などという声は大きいのだなぁ。
 iPadの挙動がヌルヌルしているのは「遅い部分をアニメーションでうまくごまかしている」 点に負うところが大きく、ベンチスコアはOSが違うので一概には比較できないのだが。ためしにiPad2にandroid3.0を乗っけてベンチを取る勇者はおらぬか。まぁベンチの数字が何の役に立つのかというと、スペック厨が喜ぶだけで、実際に使うときの役には立たないが。
 実際A5とTegra2に性能差があるかといえば、どちらもデュアルコア第一世代なので大して違いはないと思うので、あとはOSとUIのチューン次第といったところだろう。Apple製品はもはやユーザ圧力によって「ヌルヌル動く」「機能が少ない(というか思い切って機能を絞っている)」 路線をひた走るしかないように見える(と言いつつ突然方向転換して旧来のユーザを見捨てるのはAppleの得意技なので油断したら死ぬ) し、androidは「多機能(だから重い)」「マニアック」 路線を突き進んでいくのだろうか。ちょっと触った程度ではまだandroid3.0の真髄に触れたとは言いがたいが、これまで以上にandroidの「アプリではなくアクティビティ」 という方向性を感じることはできた。むしろアプリなんかいらないんや、ホームにあれこれ貼ってあとはブラウザでネットに飛び込めよ、といわんばかり。アプリはユーザの挙動がトリガになって立ち上がってくる印象で、ユーザからアプリを積極的に操作する方向性ではなさそう。メニューランチャはいろいろと使い心地を模索している感じで、3.0のランチャはいっそ殺風景ですらある。

 そんなわけでHoneycombに大変好印象を抱いているのだが、これは万人受けするのか。Googleはユーザ層をどの辺に想定しているのだろう。2.x系のandroidとはまた動きが違うので、間違っても「OS? いや俺のはXperiaだけど。スマホ? それってアイフォーンでしょ? androidってauだよね」 なんて層には売れない。むしろそういった層が物珍しさで買ったら即死間違いなし。
 あと、docomoもauもまだandroidタブレットをどう扱っていいか分からないらしく、docomoなどスマートホンのカテゴリに入れたはいいものの、あーたそんなEVAケータイみたいな値段で誰がそれ買うの電話でもないしスマホでもないしノートパソコンより高いんだけど、みたいな価格設定。auのXOOMも「それ国外から輸入したほうが安い」 というような価格になりそうで、androidタブレットの扱いはユーザも含めてまだ誰もが模索していそう。まぁ模索するのはいいんだが、この価格設定で本気でiPadと戦う気なんだろうか。iPadに比べたらあれもこれもとハード面でも機能面でも多機能なのは間違いないのだが、単純に多機能なデバイスにするならノートパソコンがある。android3.0というOSにはGoogleの思想が見えるのだが、ハードにはまだ見えてこない。正確には素のUIを搭載しているXOOMやOptimusPadには見えているが、キャリアは理解していなさそう。
 あと3.0タブレットの今後ラインナップされた機種を見ていると、さむちょんは間違いなく3.0を理解してないというか。なんで3.0にiOSそっくりのUIを載せるのか。iOSは書籍をイメージしているが、3.0を書籍メインに使うつもりか。というかそういうこと考えているんだろうか。

 まぁなんだかんだ言いつつ3.0タブレットには手が出そうなんだけど、さてそうするとどれに手を出すかは悩ましい。
 リファレンス機であるXOOMか、次世代OSのリファレンスタブレットを製作中と言われているLGのOptimusPadか。あるいは台湾へ震災援助の恩返しに6月と言われているASUSのタブレットを待つか。だが8月にはタブレットにTegra3のKal-Elが乗ってくる。まことに悩ましい状況は続きそうだ。

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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