ダイスの言うとおり

ダイスにはロマンがあるよな

2010年大晦日

 数字の区切りの良い年だったりSF界のマジックナンバーだったりした2010年ももうおしまい。
 今年は一気にあれこれあって忙しい年だったけど、来年もどうせあれこれあるんだろうななどと思いつつ納め。

 とりあえず軸は宇宙開発関連とスマホ絡みで行きそうだけど、スマホは唐突に興味を失う可能性がないとはいえない(宇宙関連はもはや酸素のようなもので、無くなると死ぬ) と言いつつタブレットに色気出しそう。

 何はともあれ、今年も一年お世話になりました。
 良いお年を。

新年初売りとかが危ない(物欲的な意味で)

 欲しいガジェットがいろいろあって困る。


・ギャラタブ純正スタンド
 ギャラタブを見やすく置けて充電ドックにもなり、HDMI端子もついている優れもの。docomo仕入れてくれ。


・Bluetoothキーボード
 HIDプロファイル対応のギャラタブならキーボードが使えるはず、と思って調べてみたところ、日本語入力をOpenWnnフリック版にすればリュウドのワイヤレスキーボードが使えるらしい。ただ、変換候補の選択などは画面タッチが必要だとか… うーむ。
 キーボードが普通に動けば、ギャラタブをスタンドに立ててミニパソ的に使えると思うんだがなぁ。ギャラタブ用のドックがついたキーボードってのもあるにはあるんだが、デカいし高い。挙動もまだまだandroidってのは周辺機器へのアジャストが甘いなという感じ。
 要するにギャラタブをミニパソ化し、現在ミニパソっぽく使っているLYNX SH-10Bをお払い箱にしよう計画。LYNXの他機種に圧倒的に勝る点はキーボードにあるので、そこを代替できれば、というのがある。IS01は未来にいけそうだけどLYNXは微妙だからなぁ… そしてギャラタブはまだ未来にいけそうだからなぁ。
 出先でのワンセグは確かに貴重ではあるんだが… 噂レベルだが、日本カスタマイズされたAzusaを待つか。
 LYNXに不満があるというよりも、3つのデバイスを主力で使いまわすのが面倒というのが先にある。


・GALAPAGOS メディアタブレット
 そうすぐに欲しいというわけでもないのだが、今後のコンテンツ次第では手が出るかもしれない。
 現在はさほど専用機が有利になるコンテンツというのも少なく、まだ高機能(ブックリーダにもなり、他のこともできる) のギャラタブやiPadの方が使い勝手という面で優越しているので、見守り状態。


・次世代OSタブレット
 Honycomb搭載のデュアルコア7インチタブレットの噂が聞こえてきた。ドッキドキものではあるが、恐らく当分はギャラタブで困るまいという気がする。まだ現状、性能の底が見えないし。PSのエミ(検閲のため中略) にはびびった。昔の1GHzCPUに512Mメモリ積んだパソコンってこんだけ軽く動いたっけ。OSが重かったせいか。タブレットもDDR2メモリ積むって話もあるし、どんどん進化していて楽しみ。進化が早すぎて、手に入れた端末があっという間に旧式化していくが。しかしデュアルコア1.2GHzCPUにDDR2メモリって普通にネットブックとかノパソと同等のスペックじゃないか。


 ところで「IS04 発売日」 で検索してやってこられる方がギャラタブの情報を検索してこられる方より多い。前評判高いなぁIS04。残念ながら当方にIS04の発売日の情報は無いのであしからず。

超初心者向けGalaxy Tabと音声契約図解

 ある日のtwitter上での会話。

 ギャラタブほしいの? あれはいいねぇ。
 ギャラタブってwifiルータになるから、データ定額契約すればペリアと二台持ちしてもそれほど維持費かからんし、お勧めかも。なんとなれば今ならモバイルルータと抱き合わせで売ってくれるから、SIMはルータに挿して使ってもいいしさぁ。

  ↓

 え、え、ごめん、全然理解できない。



 というわけで図解する。

 ※超初心者向けエントリにつき、スマホの情報を探していてこのサイトに流れ着くような人たちには何をいまさらプッククな内容なのであしからず。

 エントリ中で使用している画像はNTTdocomoのサイトのものです。

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2010年スマホ雑感というか、三機種くらい選んであれこれクダ巻いてみた

 2010年はスマホ元年です!
 みたいな煽り文句をよく見かけるが、確かに台頭するandroid搭載スマートホンと、それに対比する形で先行する先駆者iPhoneがクローズアップされた年になったと思う。実際2010年以前にもiPhoneは存在していたし、しかもスマホならWindowsMobile(WM) が存在しており、別にiPhoneはスマホの先駆者でもなんでもないし、WMのウィルコムのZERO3シリーズはヒット商品にもなっているが、それでもフィーチャーホン(ガラケ) を押しのけて大衆に浸透するには到っていなかった。そういう意味では、「スマホ」 の大衆の認知度が一気に進んだ2010年はひとつの節目になるのかもしれない。
 そんな2010年を振り返って、これこそが今の流れを作った端末、いわば現在の日本におけるスマホの流れを作り出したエポックメイカーだろ、というものを挙げてみたい。まぁなんのことはなく、ただ酒飲んでクダ巻いてるエントリ。

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ギャラタブのキャンペーン始まるよ!

 ギャラタブ(Galaxy Tab SC-01C) を買ったと喜んでいたら、数人から購入を検討する旨の連絡と相談を受けたので、ざっとまとめてみた。
 世の中にはローコストで維持することに命をかけている検討サイトなどもあるので、本当に費用重視ならそういうところを見たほうが良いが、一応参考までに。

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Android機きたよ - Galaxy Tab SC-01C - モバイルタブレット

 最近ゲーム等で遊べていないが、主にこれのせい。
 ギャラタブ(Galaxy Tab SC-01C) 買いました。
 しかもハッピータブキャンペーンの直前(二日前) にね…

 有楽町のビックカメラで購入したが、WiFiルータと抱き合わせ(ルータ0円+1万円キャッシュバック) で購入するとデータ定額回線とSPモードの二回線契約させられてキャッシュバックを含めても結局割高(家にWiFi環境がなく、導入を検討している人にならお薦め) になるので注意。ベストはルータと機種変が安い店を探し、ルータをデータ定額契約→即タブに機種変更し、SIMはルータに戻す。まぁ後述するようにこのタブを持っていればルータは不要なのだが。機能充実のルータが欲しいって人はこういう手もあるよってことで。
 というわけでギャラタブをデータ定額で他社乗り換え(ウィルコム解約) 使ってで3万ちょい。なかなか良い買い物とほくそ笑んだが、冒頭で述べたようにハッピーキャンペーンが直後に始まるのであったガッデム(あとウィルコムの解約手数料もそれなりにかかった) でもキャンペーンはSPモード対象らしいので、もともと自分の用途には合わないかも。
 ただまぁモノには今のところ大変満足。

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とりあえず冬機種さわってきた その2

 ホットモック触ってきた。
 触って来たのはL-04C、REGZA Phone(T-01C)、GALAPAGOS メディアタブレット モバイルモデルとホームユースモデル、GALAPAGOS 003SH。docomoのスマートホンラウンジと有楽町ビックで触ってきた。


・L-04C
 動作の軽さ:ヌルってるかと思うと突然ガクったり
 大きさ:若干小さめ
 重量:と思ったら若干重め
 画面:なんだか小さい…
 目玉機能:ハードキーボードがついてる
 OS2.2搭載ながらFlash未対応で、スペックも若干低め、そしてキーボードと、安価なローエンド端末でandroid初心者の間口になるグローバルモデルという触れ込み。ではあるが。
 正直、幾ら初心者用つったって二年縛りはなかろう。二年もandroid触ってれば、一兵卒だって叩き上げの軍曹になっとるちゅーねん。独自UIはガラケ色が強く、かなり慣れが必要で、直感では分かりづらい。ホームアプリを導入すればいいだろうが、解像度が小さいのであんまりものが置けない。また、スライド式のキーボードがついているため、サイズの割りに重いが、まぁこれくらいの重量をそれほど気にする人もおるまい。
 最大の売りであるキーボードだが、LYNX SH-10Bに慣れた身にはオモチャ同然であった。この分じゃGALAPAGOS 005SHにもいい印象が抱けそうにない。LYNX SH-10Bは我らキーボード者のハードルを著しく上げてしまいました。
 まぁとりあえずだ。売れるんかこれ。

・REGZA Phone T-01C
 動作の軽さ:2.1以上2.2未満。XPERIA2.1が霞んで見えるぜ…
 大きさ:XPERIAくらい
 重量:XPERIAくらい
 画面:思ったよりも綺麗ってか明るい
 目玉機能:ド直球のandroid機に防水機能とガラケ機能搭載という全部盛りハイスペック
 タッチレスポンスが軽い。まずそれが印象に残った。さすがにGalaxySなどと比較すると、ごくわずかに引っかかりを感じることがあるが、どうせ春には2.2へのアップデートが確約されている。これがまだ軽くなるのか。
 見た目はXPERIAに似て角ばっているが、実際に触ってみると、XPERIAよりさらに角ばっている感じ。4インチディスプレイに角ばったボディということで、けっこうデカい。LYNX 3Dもそれなりにデカかったが、あちらはまだ手のひらにスッポリ入るような感覚だった。が、こいつは正直片手操作だと親指が攣るかもしれん勢い。また、裏面のカメラユニットは同型機のIS04が前方後円墳呼ばわりされているのと同様に普通に古墳状態だが、これはまぁ、デザイン的には好き好きなんじゃないの。
 画面はけっこう明るく、解像度もXPERIAと同じなので、エンタメ面は強そう。カメラも12.2M画素と多く、全体的なエンタメ性はかなり高い印象。
 最大の売りは間違いなく防水機能で、これで風呂に入るときにわざわざジップロックを準備しなくてもよくなるとの声多数。静電容量タッチは水に濡れた指では非常に操作しづらいと思うが… まぁ風呂の中でも安心して動画が見られるのは利点だろう。ガラケ機能も搭載しており、基本的な機能にはスキがない。
 懸念としては、東芝製品ということでバッテリもちがどうなるかちと不安。東芝製品といえば高機能に低容量のバッテリをあてがって、いざというときにバッテリプアで身動きが取れないという呪縛を背負うことで有名だが、このT-01Cはまぁまぁそれなりの容量のバッテリを積んでいる。androidなのでIS03の節電対策はそのまま使えるはずだし、あまりバッテリを心配するレベルではない気もするが、画面が明るいのがな… XPERIAでもそうだが、画面の輝度を上げるとたちまちバッテリは消耗していく。デフォ輝度は抑え目にしていただきたい。
 全体的な感想としては「XPERIA上位機種」 といった感じ。実は触る前はすごくワクワクしていたが、触ってみると「うん、まぁXPERIAのスケールアップ版」 という印象でなんだか落ち着いてしまった。LYNX 3Dの3D機能が思ったよりもインパクトがあったので、そちらの評価が高まったのとは対照的。もちろんT-01Cが悪いというわけではない。悪いどころか、冬春のスマホではイチオシな勢いだが、XPERIAっぽいデザインがかえってXPERIA者には手が出ないかも?

・GALAPAGOS メディアタブレット モバイルモデル
 動作の軽さ:うーん…
 大きさ:まぁ大きい
 重量:LYNX SH-10Bと同じくらい
 画面:普通に綺麗
 目玉機能:トラックボールも装備したネットブラウズも楽しめるリーダーだよ!
 店頭モックを触ったわけだが、なんというか… ガックガクだった。ブックリーダとして購入を考える人も多いわけだが、ページめくりもスクロールもかなりモタつく。まぁ店頭モックだし、OSが何かは不明だが、触りまくられて重くなっているだけという可能性はある。できれば再起動したかったが、店員がものすごい勢いでやってきて入れ替わり立ち替わり説明しようとするのでその機会はなかった。
 5.5インチという画面は意外と大きく、本体は薄さもあいまって「広い」 印象を受ける。トラックボールがついているが、画面が大きいので普通にタッチしたほうが早い。またこのトラックボール。感触が固くて、回っているのか回っていないのかよく分からない。LYNXのトラックボールは快適なんだが… 本当に同じSHARPの製品なのか。スペックが分からないのでなんともいえないが、LYNXのメモリのようなボトルネックがありそうだ。
 画面はSHARだけに普通に信頼してよさそう。ネットブラウズやアプリの使用については、動作が重かったので試していない。一応ピンチ操作が可能なことは確認したが、ただでさえガクガクしているところにピンチ操作などやった日には、拡縮の過程はほぼ見えず、次の瞬間には文字の大きさが変わっていました、くらいの勢い。
 これが4万弱か… ただまぁキャリアの縛りは無いし、解像度はギャラタブくらいはあるし、と考えると手ごろな値段のタブレットかもしれない。

・GALAPAGOS メディアタブレット ホームユースモデル
 動作の軽さ:動作の重さ、と言い換えようか
 重量:iPadと同じくらいらしい
 画面:デカい。解像度も11~13インチノートパソコンくらいはある
 目玉機能:モバイルモデルもそうだが、やはり独自コンテンツを含んだエコシステムとしてのトータル評価をすべき
 モバイルモデルのデカい版。10.8インチの大きさでiPadと同じくらいの重さです! はまぁ売りなんだろうけど、だったらiPadくらいヌルヌル動いていただきたい。iPadもたいがい使い道がないが、このタブレットも独自コンテンツがヒットしないようだと粗大ゴミになりかねない。薄くて大きいタブレットなのは間違いないが、動作はガクついている。
 TSUTAYAなんかと提携してブックリーダとしての機能を前面に押し出しているだけに、本を実際にめくっているようなアクションはそれなりにスムーズ。ただまぁこういうものはコンテンツ次第なので、まだ評価できないというか。難しいんだよなぁ、こういうのは。ハードからコンテンツからシステムから規格から全てSHARPが提供するビジネスモデルは、まさにAppleがやっていることで、SHARPやSONYはメディアタブレットやブックリーダという形で似たようなビジネスモデルを目指しているように思われる。ただiPadが「見た目ヌルヌル動いてなんだか面白そう!」 で売り出し、大したコンテンツがなくとも実際に売れたわけだが、SHARPやSONYはブックリーダというコンテンツから入っている。だったらコンテンツを見せないといけないはずなのだが、店頭ではハードが買えず、ハードを買わないとコンテンツが見られず、いったい何をしたいのだか。SONYのリーダに至ってはPC経由でコンテンツを流し込まないといけない。本末転倒過ぎる。
 話が若干逸れたが、そういう意味で現時点でこのタブレットの評価は難しい。大きさの割りに解像度が高かったりと、ハード的に見るべきものはいろいろあるが、それだけじゃただのブラウズ用タブレットになってしまう。SHARPの目指すところはそうじゃないだろうと。
 あ、ピンチ操作はできたけどやっぱりワープしてた。

・GALAPAGOS 003SH
 動作の軽さ:さすが2.2だ、兄弟機 LYNX 3Dよりもサクサクだぜ
 大きさ:XPERIAくらい
 重量:やっぱりXPERIAくらい
 画面:まぁSHARPだし
 目玉機能:そりゃやっぱり3D機能
 妙にXPERIAに外観が似ているが、SHARP製ということでLYNX 3DやIS03(というよりIS05) の兄弟ガラパロイド機。兄弟たちに先駆けていち早くOS2.2を搭載し、無理くり2.2を載せたために不具合が出て発売日が後ろズレになるんじゃないかと心配されたが、どうやら12月17日で決まったようだ。ん? 当初は12月3日だったような。まぁいいか。ちなみに、同じように無理くり2.2を載せたDell Streakは発売日当日に発売延期がアナウンスされていた。おいこら。道理でどこにもホットモックが無いと思ったぜ。
 動作感については、LYNX 3DがOS2.2になった分軽くなった、という感じだが、REGZA-Phoneとそう大した違いは感じない。まぁ店頭モックなので、実際はもっと軽いのかもしれない。
 デザインというか、外装がXPERIAに似ており、大きさはわずかに小さい? くらいでXPERIA者には手に馴染むかもしれない。ボタン配置もXPERIAと同じで、前面に3ボタン。4ボタンあるLYNX 3DはLYNX SH-10Bと同じ配置だったが、こっちはXPERIA配置とでもいえばいいのか。いやぁハードキーの配置すらも自由とか、体の慣らし甲斐がありますな、andoroid。
 3D機能についてはLYNX 3Dで予習済みだったので今度は驚かずにすんだが、ワンタッチでホーム画面が奥行きのある3D画面になるのは面白かった。この003SHはLYNX 3Dと比べると、奥行きがある3D表現というイメージ。逆にLYNX 3Dは手前に飛び出してくるイメージ。あくまでも個人的感想。3D撮影もあるし、機能だけでも遊べそうなのは強い。
 まー最大の問題はソフトバンク回線になりそうなんだけど… 携帯端末の二大生命線はバッテリと電波。バッテリがなくては何もできないし、電波が弱くてネットに接続できないのであれば、わざわざ高機能のネットブラウズができるスマホを持っている意味はあんまりない。特にandroidはクラウドへのインターフェースそのものだ。だいたいゲームがやりたいならゲーム機買うし? ソフトバンク端末がSIMフリーにしてくれりゃなぁ! というユーザの声よ、孫社長に届け。都内ではb-SIMの方が早かったりするようだし…


 というような感じでざざっと雑感。
 端末はそれぞれ独自UIを乗せていて、特集記事なんかではそれが目玉のように書かれていたりもするが、独自UIを使っているandroidユーザなど全体の3割もいまい(適当) 大抵最初にやることはホームアプリのインストールだし。

また来てあかつき6年後


 残念ながら、あかつきはトラブルが発生して金星の周回軌道へ投入することはできなかった模様。
 うおーぢぐじょーなどと悔しがっていたら、JAXAの中の人たちはさっさと「あかつき」金星周回軌道投入計画の見直しを始めていた。強い。
 まぁ計画も含めて長大な時間と手間隙を費やした探査機、あっさり諦めるわけにはいかないものな。

 どういう事象が起きたのかはまだ調査の段階だが、軌道変更のためにエンジンを点火し、12分間の噴射を行うはずだったところ、2分ほどして地球から見えない不可視帯に入ったところで姿勢が大きく乱れ、セーフホールドモードへ移行。当然その時点でエンジンは停止。最低でも9分半ほど噴かないと速度を殺しきれないところで2分少々しか噴けなかったわけで、これはもう全然減速が足りない。
 セーフホールドモードのまま金星近傍をフライパスし、金星の影から出るタイミングも姿勢を変えるタイミングも予定と異なっていたので、地球からあかつきを発見するのも遅れた。で、その後の通信確立のためのてんてこまいを経て、今に至る。
 現在は姿勢制御も高利得アンテナでの通信も行えているらしいが、肝心の金星軌道への投入はまずもって無理ということで、このまま金星軌道を回り続け、6年後の金星との再接近時に再び金星軌道への投入を狙うとのことだ。

 だが個人的には、6年後の軌道投入はかなり怪しいと思われる。まず太陽に近い軌道であるということで、輻射熱と太陽風がダメージとなる。そして6年後に金星に再接近するとはいっても370万kmという距離があり、あかつきはメインエンジンをがんばって噴いて金星周回軌道を目指さなければならないのだが、今回の異常で急に姿勢が崩れたというのがエンジン部のトラブルだったり(出力異常だったりスラスタカバーの破損だったりエンジンそのものの故障だったり) した場合、これは到底不可能。そして他に急激な姿勢の異常を引き起こす要素を思いつかない。
 あかつきは工学試験衛星だったはやぶさと異なり、ハード部分でチャレンジブルな要素はほとんどない。唯一、新開発のセラミックスラスタのみが工学試験要素として盛り込まれ、あとは実用的な手堅い技術で作られている。つまり、不安があるとしたらこのセラミックスラスタをおいて他ならない。いや、まぁ手堅い技術って言っても、宇宙開発の歴史自体が短いので、不安が無いというわけはないのだが。
 まぁそうはいっても、何らかのリカバリを考えてきたり、別の目標を見つけたりするのがJAXAの粘り腰なので、じっくりと今後の発表を待ちたい。まだあかつきはほぼ五体満足で生きており、生きている以上何かができる。のぞみで得られた「探査機は何があっても死んではならない」 という知見ははやぶさで見事に実証され、そしてあかつきもまだ生きている。それが大事なんだ。それが。

 しかし、まぁ白状するけど、今回の軌道投入失敗は残念。
 のぞみのリベンジというのもある。日本初の、地球以外の惑星の人工衛星という目標は、またしても先送りとなってしまった。そして金星の気象を調査するという野心的なミッション。それを遂行するための手堅い機体設計。オーソドックスな設計にも関わらず、ほぼ同じ重量のはやぶさの約二倍という予算を注ぎ込んで作成されたあかつきだったのだが…
 バット。ハウエバー。あかつきの予算は約250億円。こんな予算で他の惑星の気象衛星を作り上げて送り込む技術がある国が他にあるか?(いや、ない。無いな、本当に…) ちゅーか衛星もっとでかく作りたいっちゅーねん。予算くれっちゅーねん。打ち上げるときもH2Aのペイロードあまりまくりやったっちゅーねん。あかつきと相乗り衛星全部入れても1t に満たないとかな…

 あと、まだJAXAから正式発表がないが、IKAROSがあかつきに一日遅れで金星に最接近した模様。おめでとうIKAROS。どこまで行くのか分からないけど、行けるところまであかつきに付き添ってやっておくれ。あかつきのニュースに隠れてしまったけど、IKAROSはこれでほぼフルサクセス。世界初のソーラーセイル実験衛星は満点を取ったよ。

あかつき、アクシデント発生?


 予定ではあかつき金星周回軌道投入おめでとう! と題したエントリを上げる予定だったのだけれども、肝心のあかつきが人事不省ということで、もぎもぎしながら続報を待ちたい。

・あかつきに何が起きたのか?
 不勉強な記者どもは延々と同じような質問をループさせた挙句に「メッセージを託した人々になんと言いたいですか?」 的な質問まで飛び出して、そりゃもうがんばりますって言うしかねぇーだろアホか。謝罪でもしろってのか。メッセージを地球から6400万kmも離れた惑星間空間まで連れて行ってくれて星の世界に届けてくれたんだから、どんなもんだい、って言ってもいいっての。
 で、結局あかつきに何が起きたのかは分かった記者はいたんだろうかな。答えは「何が起きたのか分からない」
 なんだそりゃ理解する必要あるのか、と思うかもしれないが、「あかつきに何が起きたのか現時点では分からない」 というJAXAの説明を記者どもは分かっていないと思われる。「で、どうなったんですか?」 分からないっての。答えは出せないんだっての。
 あかつきは地球から見て金星の向こう側を通るため、いったん通信が途絶した。予定ではそのまま逆噴射を続け、そして予定の軌道に乗って金星の向こうから現れるはずだった。が、予定時刻を過ぎてもあかつきからの通信は届かず、結局通信が回復したのは1時間半以上経ってから。しかも低利得アンテナでかろうじて繋がっているという有様で、低利得アンテナでは得られる情報が少ないため、あかつきが現在どの位置をどの程度の速度で移動しているのか、その情報も充分に届いていない。すなわち位置決定ができないので、あかつきが金星周回軌道に乗ったのかどうかは分からない。そして機体の状態を監視しているテレメトリのデータも辛うじて取得できてはいるが、通信量が少ないために充分なデータがまだ届いておらず、あかつきの状態も分からない。つまり「あかつきに何が起きたのか現時点では分からない」 ということだ。という説明を受けてなお「データが届いているんでしょ、だからどうなったのかを教えてください」 的な記者どもはどうにかならんのか。はやぶさのときの記者たちとは代替わりしちゃったから、また教育しなおしなのか…
 あかつきの軌道は現在よく分からないが、とりあえず管制からのコマンドには反応しており、通信もなんとか維持できている。もし軌道投入が失敗していた場合、リカバリは早く行わなければならないので、勝負はだいたい明日中になる。通信は中利得アンテナで繋がるようになっているが、間歇的に途切れるため、あかつきはどうやらセーフホールドモードになってスピンしている模様。とりあえず通信は維持でき、機能もまだ生きている。あかつきはまだ壊れたわけではない。

あかつきとIKAROS見守り隊 & とりあえず冬機種触って来た

 あかつきがあとほんのもう少しでく金星に到着ということで、今見てもしょうがないのだけどネットにアクセスするたびにあかつき情報を追ってしまい、ここ数日ほどネットに繋いでも他にロクに何もできていない有様。あかつきの金星軌道投入は12月7日の朝8時~10時ごろ。
 ついでにIKAROSは翌日12月8日に金星に再接近予定。いよいよフルサクセス達成間近。
 一言で「軌道投入」 などというが、数千万km離れた地球以外の惑星の軌道にピンポイントで探査機を乗せる技術はおいそれと手に入れられるものではなく、成功すれば普通にグレート快挙。火星軌道へ投入予定だったのぞみは失敗している。「地球以外の惑星の軌道に探査機を投入する」 のは、今まで日本が積み上げてきた宇宙開発の実績にさらに金字塔を打ち立てることに他ならない。はやぶさ? あれは小惑星へのランデブーが目的であって別にイトカワの衛星軌道に乗ったわけじゃない(でも精度からいえばこっちはミラクル快挙)


 やっといろいろなスマホのホットモック触ってきた。
 触って来たのはLYNX 3D SH-03C、IS03、Galaxy Tab、DesireHD。比較のためにGalaxySとiPhone4、あと自分のXPERIAも一緒に並べて触ってきたが、呑気に撮影している暇はなかったので画像は無い。主観に基づいた評価をしてみたので、あんまり参考にはならない感想など。

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白銀

Author:白銀
TRPGと付き合ってはや十数年。
まさか結婚相手までTRPG者とは、TRPGで遊び始めた頃の白銀少年は知る由も無かった。

ルールブックの範疇で好き勝手に遊ぶので、ご一緒の際はよろしくどうぞ。

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